
わしの人生もあとどれくらい残っておるのかのお。
思い返せば、色々と成し遂げられなかったことばかりだったなあ。
まだ、まだ、生きていたのお
星に願いをではなく、元日に願いをだな。
人間の人生というのは、短いものだもんな。
140年生きてきたが、こんな奇怪なこと初めてじゃあ~~
あなた様はなんなのじゃ?神様か?それとも今わしは夢をみているのかの
良い驚っきっぷりだね~~
ん、140年!?君140年も生きてまだ生きたいとか言ってるの?もはや人間じゃなくて仙人じゃん。
・・・ごほん。気を取り直して、
私は、君たちのいう所のいわゆる神様ってやつさ?どうだ。より驚きだろ~
いえいえ、140年生きてもまだまだ足りませんよ。
こうやって私の前に出てきてくれたってことは、何かあっしにしてくれるんでしょうか?
お茶目だろ。まあ、君の真摯な思いと私を驚かしたという事実もあるし、一つ素晴らしい花を紹介してあげよう。
つっかえねえなあ。役に立たなかったらツイッターに拡散すっからなあ。
福寿草(元日草)の花言葉は?
福寿草(フクジュソウ)という名前の花は幸福や幸せという意味の「福」と長寿や長生き、お祝いで使われる「寿」がくっついたものです。まさしく、お祝いの席にぴったりな花で別名の元日草(ガンジツソウ)も1年の始まりの特別なお祝いすべき日の名前なので、縁起のとてもいい花ですね。
これだけ、縁起の良い花ですと、花言葉にはどんな言葉が付いているのかもかなり気になりますよね。
それでは、花言葉を見ていきましょう。
福寿草(元日草)の花言葉は、
- 幸せを招く
- 永久の幸福
- 幸福
- 祝福
- 回想
- 思い出
- 悲しき思いで
です。
こんなに縁起の良い花言葉がついているってやはり、素晴らしいですね。花言葉によくある一方がいい花言葉でもう一方が良くない花言葉がある花に該当しているので、色々なエピソードがあるのかもしれませんね。
では、なんでこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう。
福寿草(元日草)の花言葉の由来は?
福寿草(元日草)の花言葉は「幸福」、「祝福」、「幸せを招く」、「永久の幸福」、「回想」、「思い出」、「悲しき思いで」というものです。
どのようにしてこのような花言葉がついたのでしょう。
「幸せを招く」や「幸福」、「祝福」、「永久の幸福」という花言葉については、福寿草が花を咲かせる時期に由来して付けられたとされています。昔から縁起の良い花として知られていて、お正月を祝う花として欠かせないものになっています。お正月の花になった理由、それは旧暦の元日頃に花を咲かせる花として名をはせていたからです。新しい年に一番早く咲く花として福を招いている花。そのため、これらの花言葉が付けられました。
「回想」や「思い出」という花言葉については、名前が付いたあとにつけられた言葉で福寿草の寿から長寿を連想して、長生きをしていくと思い出を回想し、色々と幸せなことなどを思い出すということから付けられたそうです。まさしく、長寿の方々に贈って過去を振り返ってもらうにはぴったりな花ですね。
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最期に残った花言葉は「悲しき思い出」ですね。
この花言葉は、上二つと違って幸せな印象を持ちません。実は、福寿草にはギリシャ神話に由来するネガティブな意味が存在しているからなんです。
愛と美を司るとされている女神アフロディーテは美少年アドニスを愛していました。ある日、このアドニスは狩猟に出掛けたのですが、運悪く猪に突っ込まれてしまい、血を流し死んでしまいました。
この時に、流れ出た血は大地を赤く染めました。大地にはアドニスの血を吸った赤い花が咲き始めました。その花こそが福寿草と言われています。そのため学名には「アドニス」という名前が付けられたそうです。福寿草にはこのようなアフロディーテにとって悲しき思い出を呼び起こされる花として、花言葉が付けられたそうです。
では、次にこの花の花名の由来についても見ていきましょう。
福寿草(元日草)の特徴は?
福寿草は美しく黄色い花を咲かせます。ただ、世界的に見てみると黄色い花だけではなく、赤色や白色、緑色と多種多様な花色をしているようです。山野の落葉樹の下などで自生しており、ハイキングなどで見かけると心がホッとするでしょうね。
実は、この福寿草はゴボウのような根っこをいくつも持っていて、その根っこには毒性があります。一部は薬用として利用されており、効能としては強心作用と利尿効果があるとされています。
旧暦のお正月に咲いていて、名前が付けられた花です。現在も福寿草はお正月に咲く花として知られていますが、実は平均的には2~4月に咲く花であり、普通に育ててもお正月にはなかなか咲きません。ただ、昔からの伝統があるので、愛好家やプロの園芸職人が正月に開花時期を合わせるために努力して無理やり合わせています(笑)
一般的な花では、花に蜜を持ち、昆虫に花粉を運んでもらいますが、この福寿草では異なります。
昆虫に花粉を運んでもらう虫媒花でありますが、蜜を持っていません。蜜の代わりに昆虫を引き寄せるために、花弁で囲んだ暖かい空間を用意している珍しい花となっています。
福寿草(元日草)の基本情報
花形も一重や八重、万八重といくつも開発され、園芸品種としても大人気な福寿草。
シベリア~東アジアに生育しており、日本では北海道~本州の山林に自生する多年草です。基本的には休眠している時期が長いのも面白い花です。
年の瀬にはスーパーでも見かけるようなポピュラーな国民的な人気花です。
では最期に、元日草の基本情報を見ていきましょう。
【基本情報】
和名:福寿草(フクジュソウ)
学名:Adonis amurensis
英名:Amur Adonis、Far East Amur adonis
別名:元日草(ガンジツソウ)
属:キンボウゲ科フクジュソウ属
原産地:シベリア東部、中国、朝鮮半島、日本など
誕生花:1月1日、1月3日、1月4日、1月12日、2月26日、4月6日
開花時期:2~4月
花色:黄色、白色、赤色、緑色