可愛い名前なのに無名なクラリンドウの花言葉や花名の由来、誕生花

刑事「あんぱん」
ふーむ、花屋の張込みを100日も続けると一般的な花は覚えてきてしまうな。
花はいいものだ。見張りですさんだ心に癒しを与えてくれる。

お花屋さん
そうですね~それじゃあ、クラリンドウなんていかがですか?
名前も可愛らしくて花も綺麗で愛着がわいてきますよ~

刑事「あんぱん」
ふーむ、クラリンドウか。いいかもな、、
ん?って花屋さん!?
なんであなたがここに??

お花屋さん
ふふふふ~
そりゃあ、毎日花を買いに来てくれて、花屋の方をずっと見られてたら誰だって気が付きますよ~
この部屋、すでにちょっとした花屋より花屋っぽいですもん(笑)

刑事「あんぱん」
いや~その、花が好きで、それに花屋の方向に山が見えるから。それ見てたんですよ!!!(/ω\)

お花屋さん
はいはい!そうですね(笑)
いつもありがとうございます。お肉屋さんなのに凄いカラフルになっちゃって素敵ですよ。でも肉屋なのに刑事「あんぱん」って名前は変えた方がいいですよ💦

刑事「あんぱん」
、、、はい。。
商店街の恋模様はどうなっていくんでしょうかね(・∀・)
それは、さておき今回はお花屋さんも紹介してくれていた知られていないのに綺麗で可愛らしい名前を持ったクラリンドウという花を紹介していきますね。

クラリンドウの花言葉は?

サクラの花に似ているようなさっぱりとした花を咲かせるクラリンドウ。クラリンドウは咲いている花が少ない季節である秋ごろに咲く花なので、目立ちやすい花ですね。

この花はあまり知られてはいませんが、花の形がユニークで葉っぱの間から伸びている20cmくらいの花茎から綺麗で美しい水のしずくのような形をした蕾がつきます。この蕾からは4cm程度の白い花が咲き、雄しべと雌しべが花の中央からスーッと伸びてカーブをかけるのがとても個性的でかっこかわいいです。

そんな花なので、素晴らしい花言葉があることでしょう。

実際に花言葉を見ていきましょう。

クラリンドウの花言葉は

  • 大きな希望

    です。

     

    やはり素晴らしい花言葉ですね。名前も花言葉も素晴らしいのにあまり知られていないなんて少し不憫に思ってしまいますね!
    では、なぜこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう!

    クラリンドウの花言葉の由来は?

    クラリンドウの花言葉は「大きな希望」というものです

     

    やはり素晴らしい花言葉ですよね。こういった花言葉だと新しく会社を立ち上げる人や受験をする人、転職する人などあたらしい環境にチャレンジする人にプレゼントすれば喜ばれますね。また、クラリンドウは常緑低木なので子供が産まれたタイミングで育てるというのもロマンチックですよね。

    クラリンドウの花言葉は、「大きな希望」です。これは、クラリンドウの花の形から由来が取られています。長く特徴的な雄しべと雌しべが羽ばたいている白い蝶をイメージさせることから希望を表しているとされることから付けられたとされています。

    花言葉も良いですが、その由来もお洒落でいいですよね。

     

    どんな植物なの?
    クラリンドウは、あまり知られていない植物ですが綺麗な花を咲かせ、芳醇な香りもあり知れば知るほど、好きになる植物です。
    インドやヒマラヤなどを原産とする植物で常緑低木です。実はクラリンドウという名前は正式な名前ではなく、クレロデンドルム・ウォリキーといいます。
    クラリンドウは白い蝶のような姿ですが、仲間の種には青い蝶のようなクレロデンドルム・ウガンデンセ(ブルーエルフィン)というものもあります!

     

    では、花名の由来についても見ていきましょう。

    クラリンドウの名前の由来は?

    クラリンドウの正式名称はクレロデンドルム・ウォリキーといい、属名はクレロデンドルム(Clerodendrum)といいます。これは、ギリシャ語で運命という意味の「cleros」と樹木という意味の「dendron」を合わせて付けられたものです。

    この由来は、スリランカにある同種の樹木が「幸運の木」や「不運の木」という風に呼ばれたことから運命という意味が付きました。

    和名のクラリンドウは、学名のクレロデンドルムが発音していくうちになまっていったことでこのように呼ばれるようになったそうです。

    また、種小名の「wallichii」はインドの植物学者である「ウォリッチ(Wallich)」さんに敬意を評して付けられました。

    クラリンドウの特徴

    クラリンドウは秋ごろの10~12月に花を咲かせます。閑散としている秋や冬の時期に花を咲かせることから見ごたえのある花が比較的長期間咲きます。寒くなってくると花が咲くのが楽しみになりますよ。冬に雪が降る中、咲く花というのも味がありますね!

    甘くとろけるような香り

    クラリンドウの花は、夜間になると甘い香りをふんわりとただよわせてくれます。

    その香りはバニラに似ており、花が集まって垂れ下がるように咲く姿がブドウの房に似ていることから、別名として「グレープバニラ」と呼ばれたり、花がウェディングベールにも見えることから「ブライダルベール」と呼ばれることもあります。どちらの別名も可愛らしくて花の見た目通りですね。

    葉の特徴

    葉っぱは披針形で向かい合って生えます。クラリンドウの葉はツヤツヤとしていて、綺麗な緑色をしています。白い花と綺麗な緑色の葉っぱがコントラストをつくり、とても美しいですよ。

    クラリンドウの基本情報

    1~2mほどのちょうどいい大きさに育つクラリンドウ。子供が産まれた際の記念などに植えることもあり大切に愛をかけて育ててください。

    このクラリンドウの増やし方は種まきや挿し木の2種類であり、水はけの良い場所で育ててください。日当たりは重要ですが、直射日光を浴びすぎると葉焼けをおこしたり、寒すぎる冬も厳しいので鉢植えで移動させながら育ててあげるといいでしょう。

    それでは最後に、基本情報を見ていきましょう。

    【基本情報】

    和名:クレロデンドルム・ウォルキー、クラリンドウ

    学名:Clerodendrum wallichii

    英名:Bridal's veil、Glory bower

    別名:グレープバニラ、ブライダルベール

    属:クマツヅラ科クサギ属

    原産地:インドやヒマラヤなど

    開花時期:10月~12月

    花色:緑色、白色

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