
2月から芽吹きの春にかけて花を咲かせて綺麗な菜の花畑を形成してくる姿はまさに圧巻。鮮やかな黄色一色の花畑は目に焼き付き、ため息が出るほど美しい景観を演出してくれます。菜の花は、観賞用として育てたり食用にしたり、油をとることもできる。そんな万能な花を見ていきましょう。
菜種油の栄養や効能は?サラダ油とは違う?おすすめは?
国産の菜種油もたくさんスーパーに並んでいて、誰もがその存在をしているであろう代表的な油の一種である菜種油ですが、どのような効能をもっているかしっかりと知っている人は意外に少ないかもしれません。ここでは、菜種油の効能にフォーカスしてみていきましょう。
血中コレステロール低下作用やアルツハイマー病の予防効果!
株式会社キューサイ分析研究所の分析結果によると菜種油には100gあたりにオレイン酸48.99g、リノール酸16.95g、エルカ酸8.49g、トランス脂肪酸0.16g、飽和脂肪酸6.64g、コレステロール1gが含有されています。
この中のリノール酸には血中コレステロールを下げる働きがあります。このほかにも血栓の形成予防効果もあます。菜種油は心臓血管系の保護をしてくれます。
また、上記に挙げた成分によりこの他にもアルツハイマーの予防やアンチエイジング効果が期待できる抗酸化作用なども期待できます。
キャノーラ油と菜種油はどう違うの?
キャノーラ油も菜種油のどちらも菜種を原料として作成されている油ですが、菜種油はセイヨウアブラナを原料として抽出された油でキャノーラ油はセイヨウアブラナを品種改良してできたキャノーラ種を原料として抽出された油となっていて、品種改良によって本来の菜種油には多く含まれているエルカ酸という一価不飽和脂肪酸が含まれています。菜種油に多く含まれるエルカ酸は心筋に悪影響があるのではないかとされていて血中濃度にエルカ酸が大量にあると心不全がおこる可能性が高まるといわれています。キャノーラ油にはこうしたエルカ酸が低濃度になるように品種改良されたようですね。
さくっとした揚げ物を作るには菜種油は効果的ともいえますし、どんなものも食べすぎは体に毒となりますから使い方やバランス次第といえそうですね。

菜の花の花言葉は?
美しく日本の景色を彩ってくれている菜の花はどのような花言葉をもっているのでしょうか?
菜の花の花言葉は、
- 快活
- 明るい
です。
漫画喫茶と同じ名前で始め知った時は、驚きました(笑)どちらも明るく活発なイメージのある花言葉ですね。元気になるような花言葉が付けられているので、お友達や入院中の方などへのプレゼントや贈り物としていいかもしれませんね。また花色も明るくぱあと部屋を明るくしてくれそうなのが、ポイント高いですね!

菜の花の花言葉の由来は?
日本各地で見られ、さまざまな用途で活用できることから昔から日本人に愛されてきた菜の花は食用や油用、観賞用にもピッタリですよね。
そんな菜の花の花言葉は「快活」と「明るい」でした。
天真爛漫で自由闊達なイメージを与えてくれる花言葉ですが、どのような由来があって花言葉が付けられたのでしょうか?
菜の花の花言葉の由来は、花色が黄色く満開に咲いていて見る人の心を明るくさせてくれることから付けられたと言われています。一輪だけでも菜の花畑になっていてもとっても力強く元気になる活力を与えてくれますよね。
菜の花の基本情報
日本各地で菜の花畑を見ることができますが、とても美しい場所は観光名所としても有名ですよね。国営昭和記念公園や中山高原や三ノ倉高原高原なんかはとっても有名な観光地ですね。家族とのお出かけや恋人とのデートにもピッタリな春のお出掛けスポットです。
疲れたときは菜の花畑をみて、快活な明るい気分になってみましょう!!
【基本情報】
学名:Turnip rape、Chinese colza
科・属:アブラナ科アブラナ属
原産国:地中海沿岸のヨーロッパ
英名:rape blossom(レープブロッサム)、rape flower(レープフラワー)
和名:菜の花
別名:花菜(ハナナ)、油菜(アブラナ)、西洋油菜(セイヨウアブラナ)
花色:黄色(菜の花色)、白色、紫色
誕生花:2月21日
開花時期:2月から5月頃
旬:1月から3月頃(主な産地は千葉県、福島県、香川県)