
僕だってヒーローになりたいんだ、、、
君はヒーローになれる!!君には無個性だが、サンダル界で人気のヒーローにだってなれるんだ!
僕も、ヒーローになれんですか!?
ううう、嬉しくって涙が、、、
ははははは。ヒーローはその心が大切なんだ。いくら見た目が良くたって駄目さ。
そうだ。君はファンなのかね?
ヒーローについては昔っからたくさん観察して色々と特徴もメモしてきているんです。
嬉しいぞ。それじゃあ、今日は君が大人気ヒーローになれるように大人気サンダルに似た名前のクロッカスという花の話をしてあげよう!!
クロッカスの花言葉は?
サンダルによく似た名前をしている花ですが、その実かなり綺麗な花を咲かせるクロッカス。球根植物として知られ、地中海沿岸からアジアまで幅広い地域で自生しています。
鑑賞用のものや食用のものもあり、エディブルフラワーとしても知られています。サンダルに似た名前って思ってしまうと、なかなか食べたくなくなってしまいますが、サンダルの方が後から似たような名前を付けてきたんでしょうね(笑)
それでは、花言葉を見ていきましょう。
クロッカス(全体)と白色のクロッカスの花言葉は、
- 青春の喜び
- 切望
です。
花色ごとにも花言葉がある花としても知られています。
紫色のクロッカスの花言葉は、
・愛の後悔
黄色のクロッカスの花言葉は、
・私を信じて
となっています。
花色ごとに花言葉があると、プレゼントするときに普通の花より少しメッセージ性が強くなってしまうかもしれませんね。「私を信じて」というものと「愛の後悔」ではかなり受け取り側の印象が変わってきてしまいますので、注意が必要でしょう。
では、なんでこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう。
クロックスの花言葉の由来は?
クロッカス全般の花言葉は「青春の喜び」、「切望」というものです。花色ごとの花言葉は紫色のクロッカスの花言葉は「愛の後悔」。黄色のクロッカスの花言葉は「私は信じて」というものです。
どのようにしてこのような花言葉がついたのでしょう。
青春という意味が付くというのはなかなか面白いものですよね?どのようなエピソードがあってこのような花言葉がつくんでしょうか。なかなかイメージが湧きませんね(笑)
「青春の喜び」という花言葉はこの花が咲く時期に由来しているようです。
春ごろにいち早く花が咲き始めるこの花は春を告げる花として知られています。そのため卒業などの春のシーズンの思い出や青春の喜びというようなイベントがたくさんある季節を告げる花として花言葉が付けられました。
春を告げる花として知られているこの花ですが、春には素晴らしいイベントや気分が晴れ晴れしくなる季節でもあります。そのため、多くの人は春を待ち望んでいます。なので、春が早くくるように「切望」している人たちは早くクロックスが咲くのを待っています。クロックスはそれらの人々の思いが花言葉として命名されたようです。
これは、愛する人の帰りを切望しているだったり、愛する人自身を切望しているとも使える花言葉ですね。
愛する人に贈ると喜ばれる贈り物になることは間違いなさそうです。
紫色と黄色のクロッカスの花言葉はギリシャ神話に由来が
全般的な花言葉の由来は花が咲く季節に由来するものでした。
しかし、紫色と黄色のクロッカスの花言葉はそれとは異なり、ギリシャ神話にルーツがあります。まずはそのギリシア神話の伝承を見てみましょう。
とても綺麗な顔をしていたクロッカスという青年は、羊飼いである娘スミラックスと恋に落ちたそうです。しかし、彼らが愛をはぐくむことを天上の神々はお許しになりませんでした。
愛し合っているのに、恋を続けられない彼らを哀れに思った女神フローラは青年をクロッカスの花に変え、娘をスミラックス(サルトイバラ)に変えたとされています。
とまあ、このようなギリシャ神話があります。
哀れに思い、花に変えてしまうのはその方が嫌だと私は思うのですが、ギリシャの方々は違うのですかね(笑)でも可哀想な神話なのは間違いないですね・・
この花言葉から紫色のクロッカスの花言葉には「愛の後悔」というものが付けられました。お互いに恋に落ちてはいけない関係なのに恋に落ちてしまった。そもそも愛し合わなければこのように苦しむことはなかった。そのようなことからこの花言葉が付けられました。
そのため、なかなか紫色の花は贈り物には向いていないのでしょう。しかし黄色の私を信じてという花と紫の愛の後悔を組み合わせることで、「後悔したくないから私を信じて」というメッセージにもなるので、しっかりと自分のメッセージを伝えることもできるでしょう。
黄色のクロッカスの「私を信じて」というのは、神々の判断を哀れに思った女神フローラが私を信じてといったことから付いたのでしょう。
では、次にこの花の花名の由来についても見ていきましょう。
クロッカスの名前の由来は?
クロッカスの学名は「Crocus」です。これは花言葉と同様にギリシャに由来があります。学名はギリシア語の「krokos」が語源になっていると伝えられています。
この「krokos」というのは「糸」という意味を持っています。
この花には別名があり、ハナサフランといいます。これはクロッカスとサフランが同じ仲間であることから付けられています。区分けとしては春に咲く観賞用なのが「クロッカス」、秋に花を咲かせる食用のものが「サフラン」といいます。
クロッカスの基本情報
球根植物であるクロックスは水栽培でも育てることができ、あまり場所も取らないのでお手軽に栽培を始めることができます。そのため、園芸品種として大変人気があります。
食用や薬用、スパイスとして親しまれてるこの花の基本情報見ていきましょう。
【基本情報】
和名:クロッカス
学名:Crocus spp.
英名:Crocus
別名:花サフラン(ハナサフラン)、春サフラン(ハルサフラン)
属:アヤメ科クロッカス属
原産地:地中海沿岸
誕生花:1月3日、1月5日、1月21日、1月31日、2月6日(黄色)、2月24日、4月7日
開花時期:2~4月
花色:黄色、白色、紫色