フリチラリア(ヨウラクユリ)の花言葉は?花名の由来や特徴も紹介

怖がりさん
ぶるぶるぶる。怖いよお。トイレに行こうとしたらユリの花を見ちゃった。ユリの花って怖い花言葉があるんだよねえ。いやだよお。

好々爺
ふぉふぉふぉ。それは災難じゃなのう。
でも、ユリはユリでも全然怖くない威厳を感じさせるユリもあるんじゃよ。

怖がりさん
ふぉむ。そうなの?
じゃあ、トイレまで付いてきてくれたらきくからはやくううう。

好々爺
う、うむ(まあ、フリチラリアについて聞いてくれるならいいか・・・)。
ということで、今回は怖くない威厳を感じさせるユリであるフリチラリアについて紹介していこうと思います。
フリチラリアはオレンジ色のドレスを着こんだ女優みたいな見た目をしていてとてもゴージャスで他とは違った魅力を感じさせてくれる花です。綺麗ですし、アクセントにもなりますし、とても気になる花ですね。
フリチラリアについて見ていきましょう。

フリチラリアの花言葉は?

怖い花言葉を持っている黒百合(クロユリ)やバイモなどと同じバイモ属(フリチラリア属)に属しているユリの一種であるフリチラリアは赤や黄色、オレンジなどの暖色系の暖かみのある明るい色の花を咲かせてくれます。

見た目も普通の花とは異なり、王冠のような高級なドレスのような姿をしていて上品さを感じさせてくれます。やはり、普通の植物と異なる姿をしているこの花にも普通とは異なる何か特別な花言葉が設定されているのか気になりますね。

実際にフリチラリアの花言葉をみて確認していきましょう。

フリチラリアの花言葉は、

  • 天上の愛
  • 人を喜ばせる
  • 威厳
  • 王の威厳
  • 才能
  • 型にはまった愛

です。

やはり、一般的な花言葉とはグレードが違う高級感漂うものばかりの花言葉ラインナップでございますね(笑)

私も上品に言ってみましたわ。おほほほほほ。

全く怖くない花言葉ですね。ユリの花言葉とは思えませんよね。見た目もユリというよりも別の花のように感じてしまうところもありますがね。

貫禄のある見た目のフリチラリアの花言葉の由来が気になるところですね。由来も見ていきましょう。

色々と花言葉を知ると花について理解が深まって楽しいですね。花言葉が乗っている花図鑑の本のリンクも貼っておきますね。よろしければ、見てみてくださいね。

ちいさな花言葉・花図鑑 [ 宇田 佳子 ]

フリチラリアの花言葉の由来?

美しく南国チックな雰囲気を感じさせてくれるフリチラリア。上品な印象を抱かせてくれる花言葉を持っていますね。

フリチラリアの花言葉は、「天井の愛」、「人を喜ばせる」、「威厳」、「王の威厳」、「才能」、「型にはまった愛」です。

素晴らしい花言葉ですよね。ニトリとかにフリチラリアに似ているスタンドライトとかありそうですよね。インテリアとしても一役買ってくれそうですね。

フリチラリアの花言葉の由来は、これといって伝わっているものは無いようです。なので、推測してみます。

「天井の愛」、「人を喜ばせる」、「威厳」、「王の威厳」、「才能」というフリチラリアの花言葉の由来は、その花の見た目からとられているものと思われます。威厳たっぷりな形のフリチラリアの花は王冠にも見える人は少なくないような形をしており、色合いも黄色やオレンジなどぴったりです。そのため、王の威厳などを表現する花言葉が付けられたのでしょうね。

また、「型にはまった愛」という花言葉は、フリチラリアが高級なコップのように見えることから付いたのでしょうか?高級なコップは箱に詰めて販売されますもんね。

悪い意味の花言葉もなさそうですし、車などを購入した人に贈ったりすると高級感や上品さを連想させてくれますし、もらった人も一つ上のランクになれたと思い喜んでくれそうですよね。

それでは、フリチラリアの花名の由来も見ていきましょう。

フリチラリアの花名の由来は?

一度みたら、忘れることができないような印象に残る珍しい姿をしています。太い茎に花をいくつか咲かせる姿はとても荘厳ですね。

属名の「フリチラリア(Fritillaria)」はラテン語でサイコロやチェッカー盤を意味する「Fritillus」に由来があります。これは花に斑点がつく種類もあるので、その模様や形がサイコロのようにダイス型に見えることから付けられたそうですよ。

属名はギリシャ神話や発見者などの名前が由来となることが多い中、花の見た目にルーツを持っているのは珍しいですね。カッコよさを感じます。

和名の「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」という名前は、花の見た目が仏具の飾りである瓔珞に似ているということから付けられました。

神聖なイメージを持ちますね。仏壇の近くなどにおいても有難い恩恵などを望めそうですね。

英名の花名は「Crown imperial(クラウンインペリアル)」と呼ばれ、直訳で「皇帝の王冠」という意味があります。これも花の見た目から付けられているのですね。

花言葉にも関連する名前ですね。威厳を感じさせる王冠に似ているという印象が強いんですね。

フリチラリアの基本情報

歴史上もっとも古くから栽培が始まったと言われている植物として知られているフリチラリア。フリチラリアは16世紀にオランダから入ってきた植物とされていて、独特な見た目はインパクトを強く残し、イラストレーションとしても描かれました。

ユリと同様に球根から育つ植物で球根のまま長い間放置していると根が勝手に生えてきてしまい傷んでしまうので、なるべく早く植えてあげるといいでしょう。

育てる場合には、日当たりの良い戸外で鉢植えが乾燥しないように土の表面が乾いたら水をあげるといいでしょう。

それでは、フリチラリアの基本情報をみていきましょう。

【基本情報】

和名:瓔珞百合(ヨウラクユリ)

英名:Crown imperial(クラウン・インペリアル)

学名:Fritillaria

花色:オレンジ色、黄色、白色、緑色、紫色

開花時期:3~5月

誕生花:3月11日

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