
初めてのキス。なんとも甘酸っぱい雰囲気たれ込める言葉ですね。
実は、こんな甘酸っぱい青春を思い出させるような花言葉を持つ花があるんです。それは、ブプレウルムという花。あまり聞きなじみはないかもしれませんが、アサガオのようなさっぱりとした煌びやかではないその見た目は、学生時代の子供とも大人とも言えない時期を想像させるのに十分です。
ブプレウルムの花言葉
ブプレウルム(ブプレリューム)の花言葉は、初めてのキス。
この花言葉の由来はいくつもあるのですが、一番それっぽいのはハナキリンという花の花言葉が「早くキスして」という意味なのですが、そのハナキリンの花が唇が飛び出したような形をしていることからブプレウルムの花言葉が「はじめてのキス」というものになりました。
ブプレウルムの花の見た目自体が華やかな色ではなく、淡い色で初々しさが見れることからこの花言葉がついたのではないかなと思います。
ブプレウルムの花名の由来
この花の属名はブプレウルムといい呼び名と同じですね。このブプレウルムはギリシャ語で牡牛の肋骨という意味だと言われています。
ブプレウルムは和名ではツキヌキサイコと呼ばれます。この由来は、茎が葉の中央を貫いているように見えるということと、根を乾燥させたものがサイコ(柴胡)と呼ぶことが由来とされています。
ブプレウルムの基本情報
ブプレウルムは、淡い緑色のかわいらしい葉っぱが特徴。英語名をそのまま読むと、発音が近い正式名称としては、ブプレウラムですが、お花屋さんの呼び名としては、「ブプレリューム」や「ブプレニウム」など似た名前で呼ばれることもあります。漢方薬としても知られる「ミシマサイコ」もブプレウルムとして取り扱われて流通していることもあります。
ブプレウルムの品種は、グリーンゴールドとグリフティの2種類です。花束やフラワーアレンジメントにブプレウルムを添えると、くるりとした茎と丸い葉っぱでほんわかと動きがある印象になります。ブプレウルムは風に当たるとしおれやすく、茎は絡みやすいので扱いがやや難しいです。ブプレウルムの切り花の日持ちは約1週間です。
花言葉は初めてのキス。
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- 英語名:Bupleurum
- 属性:セリ科ミシマサイコ属
- 原産地:ヨーロッパ
- 出回り時期:11月〜4月
- 誕生花:3月7日、4月12日、12月30日