
金木犀(キンモクセイ)の花言葉
金木犀(キンモクセイ)の花言葉は、謙虚・謙遜・気高い人・真実・陶酔・初恋です。
金木犀(キンモクセイ)の花言葉
一つ目の金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「謙虚・謙遜」・・・キンモクセイの木にオレンジ色に花が咲き誇りますが、一つ一つはとても小さく懸命に咲いている様子から謙虚や謙遜と呼ばれるようになったそうです。
二つ目の金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「気高い人」・・・キンモクセイの花が咲いている期間はとても短いです。花が木いっぱいに咲き誇り、その後一斉に散っていきます。その様から潔さを感じる気高さがある花。花言葉として気高い人という風に呼ばれるようになりました。
三つ目の金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「真実」・・・キンモクセイの花は咲いている期間中は強い匂いを発生させます。とてもいい匂いですが、遠くにいてもその匂いでキンモクセイが咲いていると分かります。そのことからどこにいても隠すことや隠れることのない様として真実という花言葉を持つようになりました。
四つ目の金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「陶酔」・・・キンモクセイはその甘い匂いや色合いなどから古来の人々に愛されてきました。そのため、昔の人はキンモクセイをいろいろなものに使うようになりました。その代表例がお酒やお茶、香水などです。そのお酒などでほろ酔いになったことからキンモクセイの花言葉をつけ陶酔となりました。
五つ目の金木犀(キンモクセイ)の花言葉は「初恋」・・・人生で甘酸っぱい青春と言えば初恋が連想されると思います。下校際に匂ったキンモクセイの香り。その青春の甘酸っぱい匂いをキンモクセイの匂いと関連づけキンモクセイは初恋の花言葉も持っています。
金木犀(キンモクセイ)の基本情報
キンモクセイの名前の由来は、木の樹皮がサイの足に似て見えたことから中国で「木犀(キサイ)」と名付けられたことが由来とされています。またキンモクセイと名前のよく似たギンモクセイの白い花に対応する形で黄金色に見えなくもないのでキンモクセイと言われ始めるようになったそうです。
原産地は中国の南部で日本には江戸時代に渡ってきました。渡ってきたキンモクセイを挿し木で増やしていき本州ではいろいろな地域で生息するまでに至りました。
大きさは高さ4mまで大きくなり、条件が良くなると10~18mまで高くなる生命力たくましいキンモクセイもあるようです。これだけ大きくなるため木の幹も50cm~1mまで大きくなります。キンモクセイとギンモクセイは葉などで見分けを付けるのだが、似ているため見分けがつきにくいことがある。
花が咲くのは、秋ごろで9~10月。花は小さくオレンジ色をしており、密集して花を咲かせる。これだけ多くの花を咲かせるためどれだけ実ができるのか期待する人もいると思いますが、日本のキンモクセイは実を付けないようです。香りや匂い、加工して楽しむ植物なんですね。ただし、原産地中国では、雌株があるため実を付けるようです。その実はクコの実のような小さな実で紫色になるようです。
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- 英語名:fragrant orange-colored olive
- 学名:Osmanthus fragrans Lour
- 属性:モクセイ属モクセイ種
- 原産地: 中国南部
- 金木犀(キンモクセイ)の開花時期:9月~10月頃(秋)
- 誕生花としてのキンモクセイ:10月7日
金木犀(キンモクセイ)の食品や薬用としての活用
金木犀(キンモクセイ)の花は白ワインに漬けたりお茶に混ぜたり、蜜煮にして香辛料として使われたり、香水に使われたりしており、花は低血圧や不眠症、血液循環や食欲増進効果があるとされています。
キンモクセイのお酒
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キンモクセイのお茶
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キンモクセイの香辛料
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