
知らない人が大半ではなかろうかと私は思います。なぜなら、歩く辞典こと私、根岸でさえ何とか知っているくらいの花なのだから!!!!
え、っと、教えてくれるんですか!?
あ、すみません。リューココリーネについて
リューココリーネについてみんなにも教えられるくらいちゃんと説明するから安心してね!!
リューココリーネの花言葉
リューココリーネについて知ってる人は少ないと思います。
このリューココリーネという花は、球根植物の一種で、その花は美しく6枚の花びらが重なり合い星型をしています。名前は知られていないわりにかなり綺麗な花をしていてすごく芳醇な匂いもし華やかです。
このリューココリーネの花言葉は、
- 温かい心
- 信じる心
- 慎重な恋
- 貴婦人
です。
貴婦人というとイタリアのサッカーチームのユベントスが「イタリアの貴婦人」と呼ばれていることが思い浮かんでしまいますね!たぶん、サッカーファンだけだと思いますが、、、(笑)
それでは、これらの花言葉はどのような由来があって付けられたのか見ていきましょう。
リューココリーネの花言葉の由来
リューココリーネの花言葉で代表的なものが、「温かい心」と「信じる心」というものです。
これらの花言葉は、リューココリーネの花色とその匂いから付けられたものとされています。
リューココリーネは、淡い紫色や青っぽいもの、白色のものなどいろいろな花色がありますが、有名なのは淡い紫色のものこの優しい色合いとリューココリーネのチョコレートともバニラともいえるような甘美な匂いから花言葉が付けられたとされています。
他にも、「貴婦人」や「慎重な恋」というのも花姿から付けられました。優雅で品のある花の姿が貴婦人を連想させ、その淡い紫色の色合いからおしとやかな貴婦人は大胆な恋はしない、慎重な恋をしているのだろうと連想されたことからこの花言葉が付けられたと推測できます。
花言葉の由来を見ていきましたが、かなりいいものですね!!
続いて、リューココリーネの花名の由来も見ていきましょう!
リューココリーネの花名の由来
花の名前がかなりカッコいいともお洒落ともいえるこの花はやはりというか日本の人が命名したものではありません。
そうですよね。私たち日本人(それも昔の)がカタカナの名前をなかなか思いつくものではありません。
では、だれが命名したかと言うと欧州の人です。それもギリシャ語を知っている人!!
花名や花の学名にはギリシャ語で名前が付けられていたり、ギリシャ語に由来があるものが多いのですが、このリューココリーネもそのうちの一つということですね。
リューココリーネはギリシャ語で白いを意味する「leukos(レウコス)」とこん棒を意味する「kotyne(コリネ)」が組み合わさったって名前が付けられたとされています。なぜその二つが組み合わさった白いこん棒なのかというと、花の中心にある「仮雄ずい(仮性おしべ)」が特徴的でこの組み合わせが付けられたとされています。
リューココリーネの特徴
リューココリーネの花は甘美な香りを漂わせます。その匂いは「桜餅」や「バニラ」、「チョコレート」に似ているとされています。それぞれの匂いが違いすぎてどんな匂いかは全く想像できませんが、甘いことだけはわかりますね(o^―^o)
この匂いは風に乗って広がり遠くまで匂いが届いてくるそうです。
6枚の花弁が重なり星形をしている花姿も特徴的で繊細で透き通るような艶があります。フラワーアレンジメントや切り花としてはとても人気があり、使うと華やかなイメージが付けられるようです。
日本に入ってきたのは、戦前で有名になったのは、1990年に開催された「大阪国際花と緑の博覧会」がきっかけのようです。このイベント後は、1ヵ月近く花持ちがするこの花の見た目や匂いなどから大変な人気になったそうです。
リューココリーネの基本情報
-
- 英語名:Leucocoryne
- 学名:Leucocoryne ixioides
- 和名:リューココリーネ
- 別名:Glory of the sun
- 属性:ユリ科レウココリネ属
- 原産地:チリ
- 誕生花:2月4日、2月17日、4月2日
- 出回り時期:7月〜10月
- 花期:3~4月
- 花の色:白、青、紫、ミックス