マトカリアの花言葉<Matokaria、Feverfew>寛容、鎮静、集う喜び
Flowers feverfew (Tanacetum parthenium) in garden

マトカリアの花言葉

マトカリア(夏白菊)の花言葉は、寛容、鎮静、集う喜び、楽しむです。マトカリアのラテン名はFeverfewという名前で、解熱という意味合いです。実際にマトカリアは解熱剤として用いられており、その由来で鎮静という花言葉になった説があります。集う喜びという花言葉は小さな白や黄色の花が集っている姿が喜ばしいことに由来しているという説があります。

集う喜びという花言葉は、同窓会や忘年会などの場ででみんなで集まるときなどに喜ばれそうな花言葉ですね。

マトカリアの花名の由来

マトカリアはヨモギギク属の夏白菊(ナツシロギク)のことを言います。昔は夏白菊(ナツシロギク)がマトリカリア属に分類されていたことから今もその名残で「マトカリア」と呼ばれています。

 

英名の「Feverfew」はラテン語に由来するもので「febrifugia」という解熱剤を意味する言葉が語源です。これは、マトカリアに薬用があり、解熱剤や鎮痛剤、関節痛などの薬として利用されてきたことからこのような命名がされました。※婦人病に使用されてきた過去もあり、ラテン語で「子宮」という意味もあるみたいです。

マトカリア(ナツシロギク)の特徴

伝統的な薬用ハーブとして使用されてきた歴史があり、ヨーロッパなどでは庭草として広く普及しています。

デイジーに似た花をつけ、フラワーアレンジメントやドライフラワー、装飾などに利用されることが多い植物です。

柑橘系の香りを持ち、高さ50cm弱まで成長するのでほどよい大きさとして愛されています。植えると広がるのが早く数年で広いエリアを覆ってしまいます。

これまで薬用として広く利用されてきていますが、科学的な根拠はいまだに示されておらず、マトカリア(ナツシロギク)の有効成分であるパルテノリドやタネチンではいくつかのがん細胞を死滅させるアポトーシスを引き起こす作用が確認されたとのことです。これは将来の癌特攻薬として利用できるようになれば嬉しいですね!!

 

薬用として利用されてきているものの長期間マトカリアを摂取していた人が突然接種をやめると筋肉痛や関節痛などの離脱症候群を発症する可能性があります。不用意に口に含んだり、接種をすると吐き気や嘔吐などのアレルギー症状を引き起こす可能性も高く、肝臓の薬物代謝に影響を与えることがあるので、妊婦は服用してはいけません。

マトカリアの基本情報

マトカリアのラテン名はFeverfewという名前で、解熱という意味でマトカリアは解熱剤として用いられています。

    1. 英語名:Matokaria
    2. 属性:キク科
    3. 原産地:地中海沿岸、西アジア
    4. 出回り時期:周年
    5. 誕生花:5月27日、6月1日

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事