
ヘリプテラム(ローダンセ)の花言葉は?
ドライフラワーにしても色が褪せることなく綺麗に映えることから、ドライフラワーやブリザーブドフラワーとしても楽しまれるローダンセ。
コスモスや菊のような花を咲かせ、ピンクや白、黄色の花色は見ている人々の心に癒しを与えてくれます。
そんな美しさと明るさで見ている人の心を癒してくれるローダンセの花言葉を見ていきましょう。
ヘリプテラム(ローダンセ)の花言葉は、
- 温順
- 永遠の愛
- 情に厚い
- 飛翔
- 変わらぬ思い
- 終わりのない友情
です。
花言葉を通して色々と花の歴史やエピソードを知ると面白いです。
ヘリプテラム(ローダンセ)の花言葉の由来は?
ヘリプテラム(ローダンセ)の花言葉は「温順」、「永遠の愛」、「情に厚い」、「飛翔」、「変わらぬ思い」、「終わりのない友情」というものです。
暖かく優しさやこれからも関係性を続けていきたいといった印象を受ける花言葉ですね。ずっと友達でいてくれている旧友や幼馴染などに贈る花言葉なのでしょうか?
それぞれがとてもメッセージ性もあり、よい花言葉なので由来を知っているとより良いですね。
それでは、個々の花言葉を見ていきましょう。
ローダンセの花言葉は、乾燥させても花の色が変わらなくドライフラワーなどに使用できることが、温順な性格に見え、ずっと変わらない思いや友情、情に厚い、永遠の愛といった言葉が付けられるようになりました
これらの花言葉の由来を見てみると、ローダンセの花が人に長く役に立ってきて、人もローダンセへの感謝を表すために素晴らしい花言葉たちを付けたというのが分かりますね。人の感謝の気持ちがわかり良い花言葉だということがとても納得できます。
「飛翔」という花言葉は、その他の花言葉の由来とは少し異なり、ローダンセの紙のような質感から付けられました。ローダンセは、紙のような質感をしており花弁は可憐で薄く透けるようで今にも飛び立っていきそうだということから飛翔と言う花言葉が付けられました。
花言葉がその花の印象や特徴をよく表していますね。理由を聞くと納得ですし、人に説明するのもとても分かりやすい説明ができそうですね。薄い花は加工がしやすいことから栞などにも活用されているのでしょうね。
では、次に花名の由来についても見ていきましょう。
ヘリプテラム(ローダンセ)の名前の由来は?
ローダンセの和名は「広葉の花簪(ヒロハノハナカンザシ)」と言われています。これは、同じ属である花簪(ハナカンザシ)に花が似ており、花簪よりも葉っぱが横に広がっていることから広葉の花簪という和名が付けられました。
属名では「Rhodanthe(ローダンセ)」と呼ばれるこの花は、ギリシャ語でバラを意味する「Rhodon(ロードン)」と花を意味する「Anthos(アンソス)」がくっつけられ付けられました。これは、ローダンセの花がバラの花色に似ていることから付けられたとされています。
英名では「Mangles sunray(マングルスの太陽光線)」や「Mangles everlasting(マングルスの永遠)」と言う風に呼ばれています。これは、ローダンセの花が外見上の新鮮さと花色の美しさを長い間キープすることができることから付けられました。
その他にも別名として、ペーパーデイジー(Paper daisy)と言う風に呼ばれ、これは紙のような質感のローダンセは水にぬれると萎れてしまうことから紙のようだとされ、このように呼ばれるようになったそうです。
ヘリプテラム(ローダンセ)の特徴は?
ピンク色の花のように見えるのは実は花ではなく、総苞片と呼ばれる花を保護するための葉で中心にある黄色の部分が管状花と呼ばれる小花が密生して花の見た目を構築しています。結構、驚きですよね。でも結果として美しければ花といわれる部分が少なくてもあまり気にはならないですね。
花は日差しが差し込んでくると、花開きます。夜や雨の日は閉じているとても賢い花です。種はタンポポのように綿毛が生えていて風に乗って自由気ままに飛んでいきます。
育てる用地としては、太陽がよく当たる場所で水はけがよい土があると良いです。基本的には乾燥をよく好むので、あまり雨がたくさん当たらないようにしてあげると良いと思いますよ。風通しの良い戸外に置き、雨の日は軒下に移してあげてください。花がらはこまめに取ってくださいね。
ヘリプテラム(ローダンセ)の基本情報
【基本情報】
和名:ヒロハノハナカンザシ(広葉の花簪)
学名:Rhodanthe manglesii
英名:Mangles sunray、Mangles everlasting
別名:ローダンセ、ペーパーデイジー、ヘリプテラム
属:キク科ローダンセ属
原産地:オーストラリア
開花時期:4月~7月
花色:ピンク色、白色
誕生花:2月13日、2月22日、2月26日、6月27日