海の赤珊瑚!陸のツボサンゴ!和風を感じるツボサンゴの花言葉や特徴

赤珊瑚くん
僕らほど海を彩るものはないよね。
海だけじゃなくて陸も彩ることができれば人間たちも僕らのこと沢山感謝すると思うんだけどなあ。

じいじ
いやいや、そんなことないんじゃよ。赤珊瑚くん。
君たちが海を彩、色々な生き物の生態系を作っているのは誰もが知っていることだよ。
それに陸にも君たちと同じサンゴと名の付く植物はいるんだよ。

赤珊瑚くん
ええ、そうなのですか?翁が言うように人間たちが僕たちの働きを感謝してくれているっていうのはとても嬉しいなあ。
でも、陸にも僕たちと同じサンゴがいるってどういうことなんです?

じいじ
こちらこそ、いつもありがとうじゃよ。
ふむ、陸にいるサンゴというのはツボサンゴという枝も赤い植物のことなんじゃ。少し詳しく説明していくからぜひ聞いていっておくれ。
というわけで、今回は陸に咲くサンゴであるツボサンゴについて解説していきます。
綺麗な赤い枝と1ヵ月程度も持つ花を持つツボサンゴは夏の高温と乾燥が苦手な花です。庭を彩るこの花の花言葉はいかようなものなのか気になりますね。
見ていきましょう!

ツボサンゴの花言葉は?

ヒューケラと呼ばれるツボサンゴはカラーリーフとして高い人気を誇っています。赤や緑、シルバーなど色々な色に葉を彩らせ太陽の光が少なくても育ってくれることから場所を選ばずに育ってくれる花としてデッドスペースを作らない植物としても人気ですね。

ベルのような可愛らしい花をいくつも咲かせる姿はとても愛嬌があり、葉っぱの色や枝の色のカラフルさも合いまり、庭を一段階グレードアップしてくれる花の一つでしょう。

こんなカラフルな花はどのような花言葉をもっているのか気になりますね!

花言葉を見ていきましょう。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の花言葉は、

  • 恋心
  • 繊細な思い
  • きらめき
  • 辛抱強さ

です。

 

かなり花の見た目のイメージもあり、和風っぽい印象を受けました。

恋心というとB'zの曲名が一番に出てきてしまいましたが、これらの花言葉はどのような由来があってついたのでしょうか?女性の力強さや好きな人への想いを感じさせますね。

では、なんでこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の花言葉の由来は?

ヒューケラ(ツボサンゴ)の花言葉は「恋心」と「繊細な思い」、「きらめき」、「辛抱強さ」というものです。

好きな人に渡せば、もらった側がかなりドキドキして相手のことを意識してしまうんでしょうね(`・ω・´)

では、どのようにしてこのような花言葉がついたのでしょう。

 

ヒューケラ(ツボサンゴ)の花言葉はその花の可愛らしい見た目やその育ち方から付けられたと言われています。

「恋心」と「辛抱強さ」という花言葉は、ヒューケラが日陰でもひっそりと慎ましく太陽に当たらないのも我慢して育つことから付けられました。

また、小さくて可愛らしい花のいくつも咲かせる姿から「繊細な思い」や「きらめき」という花言葉を付けられました。

 

では、次にこの花の花名の由来についても見ていきましょう。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の名前の由来は?

ヒューケラ(ツボサンゴ)の属名の学名は「CHeuchera(ヒューケラ)」といい、これは18世紀のドイツの医学者兼植物学者であるヨハン・ハインリヒ・フォン・ホイハー(Heucher)さんに由来されていると言います。発見者の名前が付いたパターンの植物ですね。実際に読み方がヒューケラと普及するのにはある程度時間がかかり、植物業界ではちゃんとヒューケラと言うのに、一般の人は「ホイヘラ」と呼ばれていたようです。

なんか、発見者のホイハーさんのフォンというのも可愛いし、あまり普及しなくてホイヘラって呼ばれていたのも微笑ましいですね(笑)

発見からしばらくたって、普及したことによって今では新種開発が盛んに行われ、「パリ」や「ミラノ」、「ウィーン」、「ハリウッド」という都市の名前のものがどんどん出てきているようです。初めの名前よりかっこよくなっちゃってますね(;'∀')

和名の「ツボサンゴ」という名前は、壷形の花をつけ、赤い枝やその風貌がアカサンゴに似ていることから付いたようです。やはり、陸のアカサンゴですね(笑)

特徴としては、品種によって花や葉っぱの色や形が異なることやグラウンドカバーとして利用されたりします。また、暑さに弱く直射日光で葉焼けを起こしてしまうことから太陽がないと生きられない植物という種族なのにたくさんの太陽は苦手というわがままな特性も持っています!!

一番の魅力はカラーリーフプランツとして、年中とても綺麗で見とれてしまうような葉っぱの色や模様を楽しめることにあり、葉の色は赤や紫、黄、橙、深緑、銀灰色など多種多様で見るものを楽しませてくれます。

ヒューケラ(ツボサンゴ)の基本情報

ヒューケラ(ツボサンゴ)は耐陰性に強く、カラーバリエーションも豊富なため、暗くなりがちな庭の日陰部分を綺麗に彩ってくれるヒーローです。

ツボ型の小さくて可愛らしい花は、咲いてる期間が長く初夏まで花を楽しむことができます。

花も葉っぱも楽しむことができる陸のサンゴの基本情報を見ていきましょう。

 

【基本情報】

和名:壷珊瑚(ツボサンゴ)

学名:Heuchera

英名:Heuchera

別名:コーラルベル、ホイヘラ

属:ユキノシタ科ツボサンゴ属

原産地:メキシコ北部、北アメリカ

誕生花:3月13日、5月30日

開花時期:4~6月

花色:ピンク色、白色、緑色、赤色

葉の色:赤色、紫色、黄色、橙色、深緑、銀灰色

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