
許せぬ、許さんぞ。
般若さんマジ映える~~
インスタ用に写真撮らせてくれたら、恨んでいる相手にぴったりの花言葉を持っている花を教えてあげちゃうわよ(´艸`*)
教えてもらおうか👹
うれぽよ~~
それじゃあ、オトギリソウ(弟切草)について話していくわね(⌒∇⌒)
オトギリソウ(弟切草)の花言葉
嫌いな人や恨んでいる人の一人や二人くらいみんないますよね。
そんなときには、怖い意味を持った花をプレゼントすればいいやり返しができるのではないでしょうか?間違いなくスッキリしますよね笑
嫌いな人に渡すべき花であるオトギリソウ(弟切草)の花言葉は、
- 迷信
- 敵意
- 秘密
- 恨み
です。
オトギリソウ(弟切草)の花言葉の由来は?
オトギリソウ(弟切草)を漢字で書くと、弟を切る草の弟切草です。この漢字の名前からも尋常ではない雰囲気が伝わってきますよね。
この尋常ではない名前が付いたのは、オトギリソウに伝わる言い伝えがあるからなんです。
オトギリソウの言い伝え
花山天皇がいた968年~1008年ごろに、晴頼という鷹匠(読み:たかじょう(主君の鷹を飼い、鷹狩りに従事する人))がおりました。
この時頼は、とても優れた技術や知識をもっていて鷹が怪我をするとある草を使って傷の治療をしていました。鷹匠仲間からどんな草を使って治療しているのかを聞かれても彼は決して草の名前を明かさず、秘密にしていました。
草の秘密を知るのは、時頼の親しい家族だけであったものの彼の弟がうっかり草の秘密をばらしてしまいました。時頼はそのことに気が付き、激高し怒りのあまり弟を切り殺してしまいました。
この事件があったことから、弟を殺させた秘密の草をオトギリソウ(弟切草)と呼ぶようになりました。
なんとも悲しいエピソードが名前の由来だったんですね(´;ω;`)
花言葉の由来は?
オトギリソウ(弟切草)には、迷信、敵意、秘密、呪いという花言葉が付けられています。この花言葉はほとんどが花名の由来ともなった時頼の弟殺しのエピソードに関係があるものです。
「敵意」や「秘密」、「呪い」はまさしく、時頼のエピソードに出てきた単語がそのまま花言葉になった感じですよね。弟を切り殺して呪ってしまうほど、恨むとはなんとも恐ろしいです。
「迷信」という花言葉は、オトギリソウ(弟切草)がヨーロッパで魔除けに使われていたことから付けられたとされています。
日本でもヨーロッパでもなにかオカルトのようなエキゾチックな使われ方というか由来がある草なんですね。
また、ヨーロッパにおいても言い伝えがあり、それも紹介しますね。
聖ヨハネの草
花言葉にもヨーロッパ起源のものがあったようにヨーロッパでも古くからオトギリソウはなじみのある草です。
聖ヨハネの日(6月24日)という伝統があり、その前夜に薬草を集める風習がヨーロッパにはあります。集められる薬草のことを「聖ヨハネの草(St. John's wort)」や「中夏節の薬草(Midsummer herb)」と呼び、魔除けや病気を改善させる不思議な力があるとされています。
この聖ヨハネの草の代表格なのが、オトギリソウであり、オトギリソウ属の黄色の花の魔力が特に強いとされており、「聖ヨハネの草」とよばれています。
オトギリソウ(弟切草)の特徴
オトギリソウ(弟切草)には、伝説と同様に薬用があります。そのため茎や葉には止血として民間薬として利用されてきました。
薬草としては、のどの痛みの改善や咳止め、口内炎、扁桃腺、歯痛に効くうがい薬として利用されたりしています。うがい薬としては粗刻みにした茎葉を10-15g約400-600ccの水に30分ほど煎じた液を利用するようです。
他にも患部に直接塗る形で切り傷や腫物、湿疹、かぶれに煎じ液を使うと状態が改善されるとも言われています。
他にもオトギリソウをお茶にしたオトギリソウ茶には、マルトースをグルコースに分解することができる酵素のマルターゼ阻害活性があり、血糖上昇が抑制されたとの報告もあるようです。
オトギリソウ(弟切草)の基本情報
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- 和名:オトギリソウ(弟切草)
- 英語名:St. John's wort
- 学名:Hypericum erectum
- 属性:オトギリソウ科・オトギリソウ属
- 原産地:日本全国、朝鮮半島、中国大陸
- 誕生花:6月24日、11月19日
- 開花時期:7~8月
- 花色:黄色