
友達の佳代子たちも幸せになってほしいわ。ブーケは取ってもらえるように佳代子たちのほうに投げなきゃ!!
次は絶対私も幸せつかめるようにブーケは必ずGETしてやるわよ!!
せーの、ほいっ!!
私ブーケ持ってるのになんで、、
似てたから間違えちゃったぁ(*‘ω‘ *)
ポリキセナの花言葉は?
ポリキセナという花をご存じの方はそれほど多くないかもしれません。ただ、この花は、とても小さく綺麗な花なので、知っていて損をすることはなさそうです。
草丈が5~15cmでヒアシンスの小型版のようなこの花は、密集して多数の花を咲かせることから小さいながらも見ごたえは抜群です。
花色も桃色や白、青っぽいものまでさまざまで香りも豊かなこの花はどのような花言葉を持っているのでしょうか?
実際に花言葉を見ていきましょう。
ポリキセナの花言葉は、
- 永遠の愛
- 変わらぬ愛
- 気品
です。
ポリキセナの花言葉の由来は?
ポリキセナの花言葉は「永遠の愛」、「変わらぬ愛」、「気品」というものです。
長年連れ添った夫婦の結婚記念日なんかにこの花と花言葉をプレゼントされたらたまりませんね。また愛が深まりそうですよね!!
それでは、どのようにしてこれらの花言葉が命名されていったのか見ていきましょう。
ポリキセナの花言葉の由来を紹介するのには、ギリシャ神話を説明することから始めなければいけません。
というのも、ポリキセナの花言葉はどれもギリシャ神話が由来となっているからです。
では、まず由来となったギリシャ神話から説明していきますね。
ポリキセナのギリシャ神話
昔、ポリュクセネというとても美しい王族の娘がおり、その娘にはとても仲良しな母親のヘカドがいました。トロイ戦争が始まったばかりの頃、アキレウスというギリシア軍を率いる王に見初められ、アキレウスにポリュクセネは求婚されました。
ポリュクセネの父親は、ギリシア軍を恐れる必要がなくなるため、娘を政治的に利用し結婚させようとしました。
しかし、嫌がるポリュクセネを心配しポリュクセネの兄が結婚に反対したことからなんとか無理やりな結婚は破談になりました。
ただ、ポリュクセネへの気持ちが冷めないアキレウスだったのですが、その姿を見たパリスがポリュクセネとの密会をセッティングしました。
アキレウスとポリュクセネが会っているときにひっそりとパリスがついて行き、物陰からアキレウスの踵に矢を射ました。
その結果、アキレウスはなくなってしまい、ポリュクセネは罪をかぶせられ処刑されることになりました。大切な娘を守ろうと母親のヘカベは声の限り嘆願したのですが、聞き入れられることなくポリュクセネは処刑されてしまいました。
このような悲しいエピソードからポリキセナは、ヘカベとポリュクセネとの壊れることのない愛から「永遠の愛」や「変わらぬ愛」、「気品」という花言葉が付けられました。
どうでしたか?理由を聞くとなるほどって思いますよね。このような悲しいエピソードが元で花言葉が付けられると知ると思い入れが深くなりますね。
では、次にこの野菜の名前の由来についても見ていきましょう。
ポリキセナの名前の由来は?
ポリキセナの名前の由来についても、ギリシャ神話のポリュクセネの逸話からとられています。学名の「Polyxena」は先ほどの神話上の娘の名前ポリュクセネ(Polyxene)からとられています。
ポリキセナの特徴
ポリキセナは、球根植物で秋ごろに開花します。球根を土に植えるとすぐに生育が始まり、10月下旬から12月上旬ごろまで長い期間咲き続けてくれます。5月ごろになると葉っぱが枯れていき、休眠状態になります。、、なんともコスパの良い花なんでしょうね!(笑)
このポリキセナ属には6種類あり、花色や草丈などがそれぞれ異なっています。しかしながら、どれも球根植物で育てやすく、ボリューム感もあるので過湿に気を付ければ、初心者でも見事な花を咲かすことができる種類となっています。
ポリキセナの基本情報
ブーケのような見た目のポリキセナはとてもきれいで香りの良い植物です。少し悲しいエピソードを持っていますが、この花自体は良い花言葉を持ち、世界中で愛されています。
あなたも愛する人にポリキセナをプレゼントしてみるといいかもしれませんよ?
それでは最後に、基本情報を見ていきましょう。
【基本情報】
和名:ポリキセナ
学名:Polyxena spp.
英名:Polyxena
属:ヒヤシンス科ポリキセナ属
原産地:南アフリカ
開花時期:10月~12月
花色:ピンク色、白色など