カラスウリの花言葉 よき便り 誠実 男嫌い 二面性

クモ型ロボットのクモエモヌ
あり、あんなところに巣っぽいものが、、、
おいら作ってたのかなぁ~

カラスウリさん
それは、蜘蛛の巣じゃなくて私たちカラスウリの花よ!きれいでしょ✨

カラスウリさん
私たちカラスウリについて説明してあげるわ

クモ型ロボットのクモエモヌ
う、そ、そうだね。
・・・お願いします。。。

カラスウリの花言葉は?

カラスウリという花を皆さんはご存じでしょうか?

あまり、普段の生活ではお目にかかることは少ない植物かもしれませんね。でも、一度見たら忘れることのできないそのフォルムは唯一無二な感じがしてなんともかっこいいですよね。

カラスウリは花が咲くとレースのカーテンのような結婚ドレスのような華やかさを持ちます。この独特なフォルムの花の花言葉として、よき便り、誠実、男嫌い、二面性という言葉が付けられています。

 

結婚ドレスのような幸せな女性を連想させるのに「男嫌い」の花言葉とはなんとも妄想が膨らませることができる面白い花ですね。

花言葉の「よき便り」は、カラスウリに付く果実からきている花言葉です。赤く熟した実に入っている黒褐色の種子にカラスウリの花が巻き付いている様子から、過去に貴族が手紙を送るときに手紙に結び文(むすびぶみ)をつけており、その見た目にカラスウリの種子+花が似ていることから付けられました。

カラスウリの名前の由来

カラスウリの花名の由来はカラスウリの果実をカラスが食べることからつけられたといわれています。ただ、実際にこのカラスウリの果実をカラスを食べることはあまりないようです(笑)。

 

他の命名理由としては、カラスウリは元気に育っていく花でありつるが他の植物に絡みつき他の植物も枯らしてしまうということから枯らす瓜でカラスウリと名付けられたとも言われています。

納得感としては枯らす瓜の方がありますね!

 

実は、他にも名前の由来ではないかと言われているものがあります。たくさんありますね・・・

 

それは、瓜状の赤色の実が古く唐(今の中国)から日本に渡ってきていた朱墨(しゅずみ)の唐朱(からす)に似ていたからというものです。

「歩く辞典」根岸
ちょっと一言だぞ!
この朱墨とは、書道などに使用する墨です。具体的には小学生が書いた書に先生が赤色の墨でお手本や訂正をしたりするじゃろ!?あの赤い墨が朱墨なんじゃよ。
朱墨の材料は?
本来の朱墨は、水銀と硫黄の化合物である硫化水銀からできているようです。製造方法としては、水銀と硫黄とを一緒に焼くことで作られます。

カラスウリの特徴

カラスウリは、夏から秋につるを伸ばしながら木などに絡みつき、成長していきます。レース状の花は5弁花で咲き始めるのは夕方です。夜になると咲いた花のレース状の部分が広がります。この時間が一番ドレスの見た目に近いと思います。花が咲き終わったカラスウリは秋ごろに鮮やかなオレンジ色の実をつけます。

 

このカラスウリが生息している地域としては、日本国内の山などに自生しています。茎はつる状なので花が咲いていないと見逃してしまう可能性はありますね。

ただ、生育意欲は旺盛なので山でも街中でも生きていけます。毎年同じ場所で生育していくので一度見つけたら探す手間は省けますね。あまり探すことはないかもしれませんが(笑)

 

カラスウリの特徴としてはキウイなどと同じようにオスの株とメスの株で異なる株になります。しかし、見た目的にはほとんど変わらないようであまり見分けはつかないようです。

カラスウリは夜になると花を咲かせ朝にはしぼんでしまっている珍しい花ですが、夜にこの青白い妖艶なドレスを開かせているものがいくつか目に入ってきたら怖くなっちゃいそうですよね。

 

山などに咲いているので肝試しで廃墟なんかに行って危ない思いをするなら、夜にカラスウリを見に行く肝試しをすればいいのではないかと思っています👻

 

カラスウリの育て方

カラスウリはその妖艶な花の見た目から根強いファンは多いかもしれません。

独特ですし何か引き付けられるものがありますよね。また、カラスウリでは赤い実を付けるのですが、その実ははちみつやシロップなどにつけたりや甘露煮など甘くすると食べられるようです。ジャムでもいいのかもしれませんね。

実際に甘くしないそのままの状態のカラスウリを食べたことがある方はいると思いますが、生のままのカラスウリはとても苦いため処理をしないと食べられないようです。見た目はカカオやパパイヤのような見た目なので騙されちゃいますよね(笑)

 

このカラスウリも柿の木や桃の木、栗の木などと同じように植えてから1年では果実はできません。実ができるまでは数年の辛抱ですぞ!

 

カラスウリの育成方法

 

生育に適した日当たり:カラスウリは山などのお日様を遮る植物がある場所で育つため、太陽がそこそこあたる薄い半日陰が成長にぴったりです。カラスウリは緑のカーテンに使用することもありますので、太陽の光には強いです。ただし、根元に関しては強い直射日光はあまり好まない様子です。他にも山と同じようにつるが巻き付きカラスウリの上部に陽が当たる環境はいいです。ただし、この場合には株元は日陰になるようにしてください。

 

生育用土:カラスウリは山の中で栄養たっぷりの土壌に自生しています。生育させる土壌としては自生している環境に近づけてあげましょう。具体的には腐葉土をたっぷり使ってあげてください。鉢植えで育てる場合には市販の園芸用培養土で育ててあげてください。

 

肥料:肥料を与えるタイミングとしては、他の植物と同様に実ができた後などの植物が弱っているタイミングがいいです。他にも植替えをしたばかりのときや弱っているときにはあげるようにしてあげてください。液体のリンタイプの肥料がいいです。

 

水やり:カラスウリは乾燥を嫌います。水やりとしては、それほど神経質になる必要はありません。一般的な植物と同じように土の表土が乾いたらたっぷりと与えてください。地面植えの場合は、自然の雨に任せるのでも大丈夫ですが、日照りが続く場合などは与えてください。

 

かかりやすい病気
果実が苦いためあまり、果実には病害虫などは付きにくいとされています。そこまで気にせず育てられる初心者にも安心な植物です。

カラスウリと美容

カラスウリの種はシャンプーやリンス、化粧水、油なんかに使われる椿の種と似たような形をしています。
調べてみるとカラスウリも、椿と同じように石鹸や乳液などの美容品に色々使用されているようです。
実際に昔からカラスウリの根っこは球根になり、サツマイモのような形になります。この球根は肌に優しく赤ちゃんの天花粉の材料に使われていたようです。さらに最近では、果実やその種の研究も進み、肌の修復機能や乾燥肌の改善機能、あかぎれやしもやけにも効果があるとされ商品が販売されています。
実際に使った人の声としても、クリームが肌になじむようにすぅーと入っていき乾燥肌がすごくよくなったとか、アトピーの人でもカラスウリの商品は問題なく使えたとか・・・
まさしく肌に優しい天然の健康材料ですね。
実際に販売されているものだと下記のものがあるようです。肌トラブルを抱えている方は一度使ってみるといいでしょうね。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

山澤清 黄カラスウリ お試しサンプル3点セット(山澤清/ハーブ研究所)
価格:1320円(税込、送料無料) (2020/10/24時点)

楽天で購入

 

 

 

カラスウリの基本情報

カラスウリの開花時期

カラスウリは、夏ごろに花を咲かせる植物です。関東地方では6月から9月ごろまで見かけることができ、結構長い間その花が咲く期間があります。

花が落ちたあとに具体的には10月過ぎぐらいから実が付き始めて色が付き始めます。カラスウリのつるから緑色~赤色で5~7cmくらいの実がぶら下がっているのが見えるようになってきます。この実の成熟度は色合いによって判断されており、リンゴなどと同様に赤い色が強いほど熟しているということになります。

もし、タネを収穫したいという場合はしっかりと赤色に熟していないと種ができていない可能性もありますので注意してください。ただ、上記したようにあまり虫が付いたりするような植物ではありませんので、心配せずゆっくりと熟すのを待って種を収穫してあげればいいと思ます。

 

カラスウリさん
私たちの実をドライフラワーなどに活用したい場合は、しっかりと風通しの良い半日陰で乾燥させることをオススメするわ。なぜなら、果実の中身が腐りやすいからしっかりと乾燥させないと使い物にならないからね☆

 

基本情報

    1. 和名:カラスウリ
    2. 英語名:Japanese snake gourd
    3. 学名:Trichosanthes cucumeroides
    4. 属性:ウリ科・カラスウリ属
    5. カラスウリの時期:多年草
    6. 開花時期:夏先
    7. 花の色:白色
    8. 誕生花としてのカラスウリ:8月24日、10月7日、11月11日、11月20日
カラスウリは縁起がいい?
カラスウリは昔から縁起の良い植物とされているようです。
具体的には、カラスウリの種がふっくらとしており大黒天さまのお腹に似ているからとのことです。
似ているのが大黒天さまのお腹ということもあり、カラスウリの種を財布の中に入れておくとお金が貯まるとか言われています。
お金にまつわる縁起の良い植物なんですね。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事