宿根煙草(別名:花煙草)の花言葉や特徴、花名の由来、誕生花

タバコ好きいがぁ
ふーやはり、マイルドセブンはうまいなあ。
変わらぬ味っていいもんだ。それにしても何回喫煙しようとしてもうまくいかねえな。

美少女あかり
あったまいって~
なんだろう最近ほんと頭痛い。スマホの見過ぎかしら。
スマホ離れしようかしらねえ。あ、こんな時は煙草をすって少し落ち着こうかしらね。

タバコ好きいがぁ
お、嬢ちゃんも喫煙かい。
やぱりマイルドセブンはよきよね~
禁煙したいんだけどねえ~いい方法ないかしら。

美少女あかり
タバコはセブンスターっしょ。
禁煙か~禁煙ならハナタバコでも吸ってたら?(笑)

タバコ好きいがぁ
え、何それ?ニコチンパッチってやつかなあ。

美少女あかり
( ^ω^)・・・
ということで、今回はハナタバコをご紹介していきます。ハナタバコとは煙をぷかぷかさせるものではなく実は花です(笑)
独特な見た目をしていているもの綺麗な花を咲かせますよ。シュッコンタバコ(宿根煙草)とも呼ばれるみたいで、別名でもタバコは消えないのですね(笑)
それでは説明していきますね。是非、最後まで読んでいってくださいね。

ハナタバコの花言葉は?

シュッコンタバコはナス科のタバコ属に属する植物です。この見た目でナス科というのは以外ですね。白やピンク色の花は、アサガオのようでとても美しいです。一般的には、花は切り落とされてしまい切なさはありますが、花言葉もついていますよ。

ハナタバコのどのような花言葉を持っているのか実際に見ていきましょう。

ハナタバコの花言葉は

  • あなたがいれば寂しくない
  • 私は孤独が好き
  • 孤独な愛
  • 触れ合い
  • 信頼
  • 秘密の恋
  • 援助
  • 保護

    です。

    たくさん花言葉がありますね!花の名前からかどこかニコチン中毒なイメージをこの花言葉から感じてしまうのは私だけでしょうか?(笑)
    どこかしらいけない恋や犯罪臭がする花言葉もありますね。面白いので、覚えやすさはありますが、やはりハナタバコは花言葉的にプレゼントに向いていない気もしますね。花は綺麗ですけど、現物をもっていらぬ疑いはかけられたくないですよね(日本では葉タバコを利用した製造タバコはJT以外禁止されています)。
    では、なぜこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう!

    ハナタバコの花言葉の由来は?

    ハナタバコの花言葉は「あなたがいれば寂しくない」、「私は孤独が好き」、「孤独な愛」、「触れ合い」、「信頼」、「秘密の恋」、「援助」、「保護」というものです

    どこか煙草をイメージさせる花言葉や違法性がある雰囲気を感じてしまう花言葉の由来を見ていきましょう。

    「あなたがいれば寂しくない」や「触れ合い」、「信頼」というのは、タバコを吸うと寂しさがまぎれたり、他に人がいなくてもタバコさえあれば生きていけるというニコチン中毒者や愛煙者たちによって付けられたのでしょうね。

     

    「私は孤独が好き」、「孤独な愛」、「秘密の恋」という花言葉は、タバコは副流煙などで嫌がられることもあるため一人で吸うことが多いのでしょうからそういったことで一人でタバコを吸う人が強がりでつけたり、家族に煙が嫌がられてひっそりと一人でタバコを吸う姿から付けられたのでしょうね。

     

    「援助」や「保護」という花言葉は、ヨーロッパなどでは自家用に限ってタバコの栽培と紙巻や葉巻タバコの製造が認められているため、家で作ったタバコを家独自の味として自分の家の味を守るということから付けられたのかもしれませんね。

     

    花言葉を通して色々とその花の歴史や特徴を知ると面白いですね。

     

    どうやって育てるの?
    ハナタバコの種はとても小さく直径約0.5mmです。集まった姿を見るとコーヒーの粉のように見えますが、12,000粒集めてやっと1gというから驚きですよ。
    栽培自体は比較的生育させやすい種類で地植えや鉢植えどちらでも生育できます。寒さに弱い種類でもあるので、そのままにしておくと越冬はできません。もし1年草として育てるのではないのであれば寒い冬場は室内に入れて育ててあげるといいでしょう。
    ブラジルが原産の植物であるため、日光をよく好みます。生育状況は日光が当たるほどよくなるとも言われているため、一日中日に当たる水はけの良い土で風通しの良い場所で育ててあげてください。ハナタバコは気温10度を下回ると生育しなくなり、5度以下で枯れてしまいます。越冬を目指すのであれば15度以上に保った室内などで育てあげてください。
    乾燥にも強いため、水やりは土が乾いてからあげるようにしてください。苗として購入する場合は流通量が少なく入手しずらいという難点はありますが、大体600~1500円程度で購入できるようです。
    注意点としては、ナス科の植物なので連作障害が発生するので、場所を変えながら育ててあげてくださいね。

     

    では、次に花名の由来についても見ていきましょう。

    ハナタバコの名前の由来は?

    和名であるハナタバコ(花煙草)は、タバコの原料となる花なので、花煙草という名前が付きました。同様に英名のFlowering Tobaccoという名前もタバコの原料となるタバコの花という同様の意味で命名されています。

    なんか、もしやとは思っていましたが、やはり、安直な名前の付けられ方でしたね。でもこのくらいの方が分かりやすくて覚えやすいのでいいのかもしれませんね(笑)

     

    学名の「Nicotiana alata」は、学者の名前が由来しており、その人の名前は「Jean Nicot」といいます。この方はフランスにタバコを紹介した外交官・学者であったといわれています。

    学名に関しては、他の花と同様に発見者や関連した人が由来でしたね。こうやって比べてみてもハナタバコと言うほうが覚えやすいので、安直な方が覚えるのにはいいんでしょうね(笑)

    ちなみにタバコの語源はと言うと、スペイン語やポルトガル語での「tabaco」に由来しており、紀元前5千年ごろから南米で栽培されていたという歴史があります。健康に良くないとされながらも中毒症状のあるタバコはなんだかんだ人類と共存してきたことがわかりますね。

    タバコの花と葉
    タバコにはナスやトマトと同様に綺麗な花を咲かせます。ただ、一般的にタバコ用とする場合には葉っぱが主役となるため、花は咲くと同時に切り落とされ葉っぱに栄養が渡るようにします。これを「心止め」といいます。どこか切ない呼び名ですね。
    花が咲くころには草丈120cm以上とかなり大きく成長するハナタバコですが、その頃につける葉っぱの数はなんと20枚程度と少ないです。
    ただ、タバコの葉は花を切ったこともあり、大きいものは長さが70cm、幅が30cmまで成長するそうです。煙草にするにはこの葉を乾燥させ、使用するみたいですね。

    ハナタバコの基本情報

    日本では江戸時代に各地で生産されることとなったハナタバコですが、土地ごとの気候や改良などによっていくつもの品種が誕生していきました。現在でも、日本独自の在来種の生産は続けられており、外国産と比較すると葉肉が柔らかく、マイルドな吸い心地となるようです。
    世界中で愛されたり、健康に良くないと嫌われたりと忙しいタバコですが、19世紀のベルギーではタバコに含まれるニコチンで殺人事件が起きました。ある富豪の家の娘と結婚した旦那が嫁の実家の資産を奪おうと嫁の兄をタバコ80kg分も購入して、ニコチンを蒸留して無理やり兄に飲ませて殺人をしたようです。そこまでするなら、もっと別なやり方がありそうですが、奇天烈な事件ですね。

    それでは最後に、そんな面白エピソードをもつタバコの基本情報を見ていきましょう。

    【基本情報】

    和名:ハナタバコ(花煙草)

    学名:Nicotina alata、Link and Otto

    英名:Flowering Tobacco

    別名:シュッコンタバコ(宿根煙草)、キダチタバコ(木立煙草)、マルバタバコ(丸葉煙草)

    属:ナス科タバコ属

    原産地:南北アメリカ、オセアニア、アフリカ

    開花時期:5~10月頃

    花色:白色、ピンク色、緑色

    誕生花:7月8日、7月12日、7月15日、7月19日、8月9日、8月29日

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