
なんだよ!ケンタウロスにヤグルマギクって
舐めた口きいてましたぁ。すみませんした。ものそいすっみまっせんした!!!!!!!!
ヤグルマギクの花言葉
ヤグルマギク(矢車菊)の花言葉は、「幸福」、「幸運」、「優雅」、「繊細」、「信頼」、「教育」です。ヤグルマギクの原生は、きれいな青紫色でその神秘的で優雅な色から、ハッピーなイメージの花言葉がついたといわれます。
このヤグルマギク青色の花びらが沢山集まって綺麗で豪華な見た目の花になっています。そのため、一つ一つの花びらが無ければ、綺麗な花が成り立ちません。そのため、繊細な造形をしているということから花言葉に「繊細」という言葉が付けられました。
「教育」という花言葉が花言葉の中で少し浮いているような印象を受けますが、これは由来が異なるからです。プロシアの王妃が王子たちに世間のことや花のことなどを教育していた時に採取していたのがヤグルマギクです。そのため、ヤグルマギクには「教育」という花言葉が付けられました。家庭教師がたくさんいて王妃が直接、王子たちに教育を施すというのはあまりイメージがないので、王妃が花を摘みながら王子たちに教育をするというのは、それほど特別な瞬間だったのかもしれないですね(o^―^o)
ヤグルマギク(矢車菊)の名前の由来
ヤグルマギク(矢車菊)の花は5月5日の端午の節句に花を咲かせます。その花の姿は鯉のぼりの先端に設置する矢車に似ていることからヤグルマギグ(矢車菊)という和名が付きました。
そして、「しんぱちゃん」が会話の中でケンタウロスと騒いでいましたが、ヤグルマギクの名前の由来にはケンタウロスが関係しています。
ギリシャ神話上の生き物であるケンタウロスはある日何故か怪我を負ってしまいます。その時、近くにあったものはヤグルマギグの花。ケンタウロスは怪我が痛くてヤグルマギクで傷が治るか試してみたら、あら不思議、綺麗に怪我が治りました。
という神話があります。
そのため、ヤグルマギクの属名がケンタウロスと付けられました。ちなみに、英名がコーンフラワーといい、全くコーン関係ないじゃねーか!この花。ポップコーンくらい作れるようになってからコーンを名乗れ!と思ったそこのあなた。
その指摘はお門違いってもんですぜぇ。
このコーンフラワーというのは小麦畑の雑草という意味があるそうで、ヨーロッパの麦畑にヤグルマギクが咲いていたことから命名されたらしいです。
ヤグルマギクの特徴
ヤグルマギグは、ドイツ連邦共和国やエストニア共和国、マルタ共和国、フランス共和国の国花となっています。
ドイツで国花となった理由は、ナポレオンがプロイセン王国(現在のドイツの場所)に攻め入った際に、プロイセン王国の王妃ルイーゼさんとその子供たちは麦畑に隠れました。
この時、王妃は子供たちや自分の気を紛らわせるために、麦畑に咲いていたヤグルマギグで花冠を作りました。
この時の王子が、後の初代ドイツ皇帝ヴィルヘム1世であり、皇帝の紋章にヤグルマギクを使用しました。そのことからドイツ共和国では国花がヤグルマギグとなったのです。(もしかしたら、花言葉の「教育」もこのエピソードからなのかなと思いますね($・・)/~~~)
元々は、麦畑にある雑草のヤグルマギグ。改良されて鑑賞花となりましたが、日本に入ってからは帰化植物として野外でもたくさん見られるようになりました。このヤグルマギクかなり強敵で麦畑に侵入すると収穫量を5割から9割も減らすんです!!
薬効としては、花の抽出液に消炎、収斂作用があり、葉にも消炎作用があるとされています。花は乾燥させてポプリにしたり、サラダの彩に使われることがあります。
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ヤグルマギクの基本情報
ヤグルマギクは、花びらがこいのぼりの一番上についている矢車に似ていることからその名前がついたと言われます。現在一般に出回っているヤグルマギクは八重咲きが大半ですが、もともとは一重咲きだったため、こいのぼりの矢車にもっと似ている姿でした。
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- 英語名:Cornflower
- 和名:ヤグルマギク(矢車菊)
- 学名:Centaures cyanus L.
- 属性:キク科・ヤグルマギク属
- 原産地:ヨーロッパ南東部
- 出回り時期:周年
- 花色:紫、白、桃色、青紫色、黄色、赤など
- 誕生花:3月1日、3月5日、3月22日、8月2日