
わっはっは!われらほど月見という言葉が似合うものはいないだろう。
そう、我々こそ月見キング!👑
聞き捨てならない言葉が聞こえたなぁ。
月見という言葉が似合うのは俺も同じだ。勝手にキングと名乗るのはやめてもらおうじゃないか?
月見が似合うのは君たちだけではないのだぞ。
今回は、君たち以外に月見という名前がついている月見草というものを教えてあげよう(^▽^)/
月見草(ツキミソウ)の花言葉は?
その名前から十五夜のお団子のイメージを思い浮かべてしまうお月見団子草とも呼ぶべき月見草。
そんな月見草(ツキミソウ)の花言葉は、
- ほのかな恋
- 移り気
- 物言わぬ恋
- 自由な心
です。
花の色別には花言葉が存在していません。
月見草の花言葉である「物言わぬ恋」は、月見草の花が太陽が出ている朝や昼に咲くのではなく、だれも見ていないのではないかという外が薄暗くなってきた夕方に人目に付かないようにひっそりと花が開くことから付けられたのではないでしょうか?
「移り気」という花言葉は、咲いたばかりの月見草の花が白いのですが、翌朝にしぼむ間際になると薄いピンク色の花になっていることから花言葉がつけられました。
説明した2つの花言葉以外の花言葉もこのどちらかが理由になっているようですね(^▽^)/
月見草(ツキミソウ)の花名の由来は?
月見草(ツキミソウ)は名前がその名前の由来を表している花です。
月を見る草と書いて月見草。どんな草や花だって夜は月を見ているじゃないか!?名前が誇大表示じゃないのか!?ってまあまあそんなに焦らんでください。
これは、月見草の花が咲く時間が他の草や花と違うからなんです。ツキミソウは夏頃の夕方に花を咲かせ、夜の間花を咲かせて翌朝にはしぼんでしまう花です。
そう。
花が月を見て、太陽を見ないまましぼんでしまうのです。なんと儚げでしょうか?
それに誰にも見られないような時間に咲いてただ月を眺めているツキミソウってなんか趣がありませんか?
英語ではツキミソウが属しているマツヨイグサ属のうちツキミソウやマツヨイグサなどの夜に花を咲かせる種を「Evening primrose」といい、昼に咲く種を「Sundrops」と呼んでいるようです。こちらも日本名と似たような理由で名前が付けられてていて胸にスッと落ちてきますね!!
月見草(ツキミソウ)の基本情報
和名:月見草(ツキミソウ)
学名:Oenothera tetraptera
英名:Evening primrose
属:アカバナ科マツヨイグサ属
原産地:メキシコ
誕生花:6月21日、8月30日
出回り時期:6~9月
開花時期:6~9月
花色:白色、ピンク色、