
ぶっ潰してやるぞ!
がおおーーーーー
うりゃあああ!!
これでよしっと。もう悪さするんじゃないぞ!!
見せ場を作ったわね。大切なあなたはこの世界にいなくなってはいけない人よ。
ミセバヤの花言葉は?
針山や風船のようなぽわんぽわんの見た目をしているミセバヤは可愛らしい花を咲かせて見ている人の気持ちをあげてくれること間違いなしでしょう。
葉っぱの形が扇のような形をしていて、多数の扇子のなかに風船が浮いているようでとても華やかな花ですよ。
この面白い花の花言葉はどのようなものなのでしょうか。見たから推察されるようなものでしょうか。
実際に花言葉を見ていきましょう。
ミセバヤの花言葉は、
- 大切なあなた
- つつましさ
- 安心
- 憧憬
です。
ミセバヤの花言葉の由来は?
ミセバヤの花言葉は「大切なあなた」、「つつましさ」、「安心」、「憧憬」というものです。
江戸時代から日本で栽培されてきている。日本独自の成長を見せている花らしく日本ぽいわびさびを感じさせる花言葉ですよね。
品種によっては、岩肌を好んで咲くものもあるそうで、それもこの花言葉に関係しているのでしょうか。
綺麗で、見ていると癒されること間違いなしのミセバヤはプレゼントにもとても向ている花言葉も持っています。
それでは、どのようにしてこれらの花言葉が命名されていったのか見ていきましょう。
「大切なあなた」という花言葉は、とてもお世話になった恩師である先生に向けて、この花は見てほしくなるほど見事だということが由来のようです。その後、解釈がどんどん広がっていき、大切な人に向けてみてほしい花→大切な人→大切なあなたという風に花言葉が付けられたとされています。「安心」や「憧憬」もこの花を見て師匠のことを思い出し、安心したり憧憬したりすることから付けられたのでしょう。
時代と共に人間は都合の良い風に拡大解釈していきますから、仕方ないとも言えますね。でも、この由来も変化の流れもとてもユニークでいいですね!
「つつましさ」という花言葉は、ミセバヤの咲き方に由来しています。ミセバヤは、おしべが長い淡紅色の小さな花弁が球状につつましく咲く姿から付けられています。濃いピンク色とつつましい花から大人の上品さや気品さを感じさせる花ですね。
では、花名の由来についても見ていきましょう。
ミセバヤの名前の由来は?
ミセバヤは和名で(見せばや)といいます。この名前の由来は、花言葉の「大切なあなた」と共通する部分があるのですが、ミセバヤを発見した法師が自信を育ててくれた和歌の師に「君に見せばや(みせたい)」と歌を添えてミセバヤを師に贈ったことから名前が付けられました。
なんとも師匠想いの弟子ですね。良き日本の風情を感じさせるエピソードでもあります。
別名のタマノオ(玉の緒)は、長くたるんだ茎の先に小さい花を玉のように咲かせることから名前が付けられました。
分かりやすい由来で納得感がありますね。覚えやすいです(笑)
ミセバヤの特徴としては、多肉質で粉白色を帯びた丸い葉っぱが3枚茎を囲んで、下垂した茎の先に紅紫色の小さな花を球状にたくさん咲かせます。
ミセバヤは地面に沿って育つ匍匐性の植物でグランドカバーに適しているとも言われています。ただ、湿度に弱いので、雨が多い時期は雨にそこまで当たりすぎないようにしてあげるといいです。
日当たりの良い場所で鉢植えの場合は土が乾いたら水をたっぷりあげれば育つので、初心者にも育てやすい花といえるでしょう。
ミセバヤの基本情報
ミセバヤは花を咲かせた後に葉っぱが紅葉して落葉するので、季節ごとに花を楽しむことができる植物です。落葉後は株元に冬芽を残した状態で休眠し、春になると芽を出すというエコな生育をします。
それでは最後に、基本情報を見ていきましょう。
【基本情報】
和名:ミセバヤ(見せばや)
学名:Hylotelephium sieboldi(Sedum sieboldii)
英名:Sedum
別名:タマノオ(玉の緒)
属:ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属
原産地:中国、日本
開花時期:9月~10月
誕生花:9月17日、10月14日、10月15日、10月25日
花色:ピンク色