特定外来生物!?ホテイアオイの花言葉や特徴、花名の由来、誕生花

オリンピック入場
さてこの大会で大活躍して日本を俺を世界で一番注目される最強のアスリートになるんだ!モチベーションをあがりすぎちゃってコントロールが難しいなあ

ホッテイさん
いくぜ~~(ギュイーン・ギャン・ギャイーン)
ピロロロロピローン

オリンピック入場
あ、あれは!
日本人なのに背も高くてギターの腕も歌もうまい大人気なホッテイさんじゃないか!
また大会のプロモやってくれるのか、これはモチベーションあがるうう。

ホッテイさん
oh yeeeeeeee!!
テンションあげていけえ~~ホテイアオイの美しさを知らしめていくぞおおお!!

オリンピック入場
え、ohhhhhh my goooooood!!
はい、というわけで今回はあの有名ギタリストと似ている名前を持っているホテイアオイ(布袋葵)です。水面に優雅に浮かぶこの花は、青く美しく鑑賞用に大人気です。水草とは思えないほどの美しい花を咲かせ、増やすのも容易なことからずぼらな人にも育てることができそうな花です。ただ、ずぼらすぎると大繁殖してしまうかもしれないので要注意ですよ~
それでは、見ていきましょう。

ホテイアオイ(布袋葵)の花言葉は?

南アメリカ原産の水草でぷかぷかと浮かびながら美しい青い花を揺らす姿はとても優雅です。とても美しく育てやすい植物ですが、一部では青い悪魔と言われたりすることもあるそうです。なんというか、花の美しさからは全く想像がつきませんね。

そんな美しくも怖いホテイアオイにも花言葉がついています。ウォーターヒヤシンスやホテイソウとも呼ばれるこの花は名前からも美しい花が連想できますね。

それでは実際に美しさと怖さが共存しているホテイアオイの花言葉を見ていきましょう。

ホテイアオイ(布袋葵)の花言葉は

  • 揺れる心
  • 恋の悲しみ

    です。

    花の美しさを感じさせるような花言葉ではありませんね。少し闇を感じさせます。庭の池や湖なんかで一面ホテイアオイの花が咲いている様子はとても美しいので、少し意外ですよね。由来が気になりますね。
    なぜこのような花言葉がついたのか、その由来を見ていきましょう!

    ホテイアオイ(布袋葵)の花言葉の由来は?

    ホテイアオイ(布袋葵)の花言葉は「揺れる心」、「恋の悲しみ」というものです

     

    孤独や寂しさを感じさせる花言葉ですよね。花言葉を繋げてみると浮気に心が揺さぶられ、結局振られて恋の悲しみを味わうというイメージができてしまいますね。自業自得感出てしまっていますが、とても悲しいですね。これは、由来を知ってこのイメージを少しでも払拭したいですね。

    それでは、個々の花言葉を見ていきましょう。

     

    「揺れる心」という花言葉は、水面に浮かんで咲くホテイアオイの姿が揺れる心を表しているように見えることから付けられました。

    理由を聞くと、言葉から伝わる孤独感や寂しさ、闇を全然感じさせない由来で良かったです。結構安直な花言葉の付け方なのに安心させられるとはって感じですね。ギリシャ神話の悲しいエピソードなどかと思っていたので、なんとかホテイアオイのプライドは保てましたね(笑)

    「恋の悲しみ」という花言葉は、英名のウォーターヒヤシンスからヒヤシンスの花言葉の由来と同じ悲しいギリシャ神話が由来とのことです。

    そのギリシャ神話というのが、ヒアキントスというスパルタの近くのアミクライという由諸正しい家系に生まれたスポーツ万能の男の子で太陽神であるアポロンと西風神であるゼフュロスに大変好かれており、神たちは度々ヒアキントスの愛を享受しようと争っていたそうです。ヒアキントスはアポロンを気に入り、彼と行動を共にするようになりました。ある日、アポロンが円盤を投げて遊んでいた際に不幸なことにその円盤がヒアキントスの額に当たり、彼は死んでしまいました。この時、振られてしまった西風神のゼフュロスが嫉妬の風を吹き付けていたことから円盤が当たってしまったともいわれています。ヒアキントスの死をとても悲しがるアポロン。否応なしに額から血があふれ出て地面を染めていきます。真っ赤に染まった地面から花が咲いてきたとされていて、それがヒヤシンスです。そのエピソードから「恋の悲しみ」というイメージがついたとされています。

     

    エピソードを聞いてしまうとやはり悲しいですね。でも、不倫とかドロドロとした恋愛劇があってこの花言葉がついたのではないと知りこちらもとりあえずは良かった気がします。不倫が由来の花言葉なんてプレゼントにはできないですもんね(笑)

     

    花言葉を通して色々と花の歴史やエピソードを知ると面白いですね。

     

    では、次に花名の由来についても見ていきましょう。

    ホテイアオイ(布袋葵)の名前の由来は?

    属名の学名である「Eichhornia(アイルホニア)」は、19世紀に実在したドイツの政治家が由来となっています。その政治家というのは、アイヒホルン(Friedrich Eichhorn)さんです。

    やはり、名前が由来になって付けられているだけあって、○○Jr.みたいな雰囲気ばりばり出てますね(笑)

    和名のホテイアオイ(布袋葵)は、あのロックシンガーから名前が付けられたわけではなく、七福神からとられています。

    ホテイアオイの浮袋がとても膨らんでおり、七福神の布袋さまの布袋腹に見えるということから付けられたとされています。

    縁起がいいですね~神様に名前の由来があるとか自分だったら友達に言いふらします(笑)

    別名でもあり、英名にもなっている「Water hyacinth(ウォーターヒヤシンス)」はヒヤシンスの花に似ている花が水辺に浮かんでいることから付けられました。

    名前からも綺麗な花だということがイメージできちゃいますね!

    怖い名前もあるんです!?
    実はホテイアオイ(布袋葵)には、「青い悪魔」という通称で呼ばれることがあります。イングランドのサッカーチームを連想してしまいますが、こちらは数の暴力をふるうタイプです。
    熱帯アメリカを原産地として世界中のいたるところで生育しているホテイアオイですが、日本には明治時代に観賞用として持ち込まれました。
    青く美しい花を咲かせるため、世界中に持ち込まれました。冬場は寒さで枯れてしまうのですが、繁殖力がとても強く翌年に大繁殖してそこの生態系を壊してしまいます。そのため、この花は青い悪魔と呼ばれるようになったそうです。

    ホテイアオイ(布袋葵)の特徴は?

    青い悪魔と呼ばれ、水の流れを滞らせたり太陽を遮ってしまったりと生態系を壊し、冬場には枯れたホテイアオイで悪臭を放つこの花は、やはりというか要注意外来生物に指定されています。

    世界的には、侵略的外来種とされていて排除も色々と試みられているのですが、ホテイアオイには水中の窒素分を吸収させたりして、水質浄化もされます。

    メタンガスなどのバイオ燃料としての活用も研究されていて、将来にも期待されています(笑)

    日本には、1884年にわたってきており、浮世絵にされたりしています。アメリカでは日本以上にハザードが問題になっております。

    ホテイアオイ(布袋葵)の基本情報

    湖などでは青い悪魔として敬遠されていますが、家庭用では丈夫で育てやすく水草として大切にされています。日当たりの良い場所で、株が増えすぎないようにするのが必要です。多くなりすぎたら間引きながら育ててあげてください。青くて美しい花を楽しむことができますよ。
    それでは、最後に基本情報を見ていきましょう。

    【基本情報】

    和名:ホテイアオイ(布袋葵)

    学名:Eichhornia crassipes

    英名:Water hyacinth

    別名:ホテイソウ(布袋草)、ウォーターヒヤシンス

    属:ミズアオイ科ホテイアオイ属

    原産地:熱帯アメリカ

    開花時期:7月~10月

    花色:青紫色

    誕生花:7月13日

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