名前にも使われる茜(アカネ)の花言葉 誹謗、不信、媚び、傷、私を思って

田中さん
はぁ~人生っていいことあんまりないな~
こんな元気が出ないときでも夕日をみて黄昏ると落ち着くなぁ
空が茜色一色に染まって綺麗、、

海辺の夕焼け
また一人、落ち込んで僕にぼーっと見とれる人がきたか、、
僕って人を魅了するから罪な太陽だな~(´艸`*

田中さん
え、うおおおおおおおお、夕日が喋ったぁぁぁぁぁっぁぁぁ

海辺の夕焼け
そりゃ、夕日だって喋るさ。
それと、君茜色の空が綺麗っていっていたけど、茜って花言葉はそんな綺麗って言ってられないような意味があるんだよ。
きになるだろ!?

田中さん
え!?ええ、じゃあ、まあはい・・・

海辺の夕焼け
むふふふふ、そうだろう、そうだろう!
では、教えてやろう!!

アカネ(茜)の花言葉

 

女の人の名前で結構よく見かける名前の「アカネ(茜)」。明るい人や茜色の夕日をイメージさせたりと綺麗な情景を連想させてくれる言葉。爽やかなイメージもあり、名前としても人気ですよね。

 

このアカネ(茜)という名前はとてもいい意味・イメージがありますが、アカネ(茜)という花はもろ手を挙げて一緒だとは言えないんですよね、、、

 

それでは、アカネ(茜)の花言葉を見ていきましょう。

 

アカネ(茜)の花言葉は、

  • 誹謗
  • 不信
  • 媚び
  • 私を思って

です。

 

結構、良くない花言葉が並びますね。ただ、私を思ってという言葉は愛情を求めている可愛らしい言葉ですよね。

可愛らしい花言葉とネガティブな花言葉をもつアカネ(茜)の花言葉の由来も見ていきましょう。

アカネ(茜)の花言葉の由来は?

 

アカネ(茜)は、北半球の温帯地域に広く分布していて、日本や中国なんかでは茜染めの原料として利用されてきてました。

そんな日本でもなじみが深いアカネ(茜)の花言葉の由来はどんなことからついたのでしょうか!?

 

●「誹謗」、「不信」、「媚び」

アカネ(茜)の代表的な花言葉には「誹謗」、「不信」、「媚び」というものがあります。これらの単語は真実ではない疑いをかけられ疑義の視線や非難、批判、いやがらせを受けるというかなりよくない花言葉です。

これらの花言葉が付けられた理由は、ヨーロッパでの放牧羊のある行動から付けられました。

ある日、放牧している羊が自生しているセイヨウアカネの根っこをほじくって食べていました。アカネは日本では茜染めにしようされるくらいのものです。そのためセイヨウアカネを食べた羊の歯や口周りが真っ赤になっていたそうです。それを見た人々が普段羊を襲っているオオカミが反抗して羊の群れがオオカミを襲って食べた!といって大きな話題になりました。すぐにそれは嘘だったとわかったようですが(;'∀')

ヨーロッパでは赤い口をした羊の話から無実の罪や誹謗を浴びせられた羊たちの心を表すようにアカネ(茜)の花言葉に「誹謗」、「不信」、「媚び」という花言葉がついたとされています。なんともなんともな話ですね(笑)

 

●「傷」

続いて、紹介するアカネ(茜)の花言葉の由来は「傷」です。先ほどのエピソードでは羊がアカネを食べていましたが、なんの理由もなしに羊だってアカネの根を食べるわけではありません。

セイヨウアカネは発がん性があるとのことで食用には適していないようですが、東洋ではアカネ(茜)を昔から染料や食用(生薬)として利用してきました。効能としては、鼻血や吐血、血尿の止血やリウマチ、神経痛、生理不順などの効果があるとされています。

そのため、傷を治すという効果があるということから「傷」という花言葉が付いたとされています。

 

●「私を思って」

3つ目の代表的な花言葉は「私を思って」です。小さな目立たない花を咲かせることから忘れないで私のことを思ってと付けられたのか、アカネ(茜)という名前から夕焼け色の空を見て恋焦がれる思いをアカネの花にのっけて付けられたのでしょうか?これ!!という明確な由来はないようですが、これらの意味から付けられたという解釈が多いようですよ。

花名の由来は?

 

アカネ(茜)の花名の由来は、赤い根っこを持つことから「赤根」→「茜」となったようです。

学名では「Rubia(ルビア)」と呼ばれており、これはギリシャ語の赤という意味の「ruber」を語源とされているようです。染料として使われることや羊の口を染めるほど赤い色のエキスがでることから付けられたのでしょうね!

英名では「Madder(マダー)」と呼ばれています。

アカネ(茜)の特徴

 

アカネ(茜)は染料として古くから使用されてきており、その根っこは赤黄色をしています。赤黄色にするのはアリザリンとい成分のせいで、染料としてこのアリザリンが使用されます。

日本では昔からアカネを茜染めという染めが行われていますが、現在はより根っこが太く染料を取りやすいセイヨウアカネを使用するのが一般的なようです。

 

地方によって呼び名が変わり、ベニカズラやアカネカズラとも呼ばれるようです

もしかしたらこちらの呼び方の方がなじみが深い人もいるかもしれませんね。

 

染料以外には、生薬として使用されます。秋から冬頃に掘り起こした根っこを乾燥させ、すりつぶし鼻血や血便には1日5g程度、打撲には1日10g程度600ccの水で煎じて3回に分けて飲むと効果があるとされています。妊婦や胃腸が弱い人には禁忌とされているので、生薬通な人以外は市販の薬を買った方がいいと思います・・・

アカネ(茜)の基本情報

 

    1. 和名:アカネ(茜)
    2. 英語名:Madde
    3. 学名:Rubia argyi
    4. 別名:ベニカズラ、アカネカズラ
    5. 属性:アカネ亜科・アカネ属
    6. 原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾
    7. 誕生花:9月16日、9月22日
    8. 開花時期:8~10月
    9. 花色:淡黄緑色、白色

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