
ユキノシタの花言葉
ユキノシタの花言葉は「深い愛情」「博愛」「恋心」「誠実な愛情」「好感」です。
ユキノシタの花言葉の由来は、ユキノシタが古来より薬として利用されてきたことにあります。ユキノシタはその葉っぱのしぼり汁に中耳炎やひきつけなどに効果があるエキスが入っているとされ、民間薬として利用されてきました。そのため、子供などの病気を治す深い母親の愛情に重ね合わせ「深い愛情」や「博愛」といった愛情関係の花言葉が付けられました。
- 2023-01-05た行
ユキノシタの特徴
ユキノシタは、ユキノシタ科ユキノシタ属にに分類される常緑多年草です。山の中などに見かけられ、草丈は20~60cmまで成長します。耐寒性があり暑さには弱い植物で半日陰の場所で生育しています。自生する場所として山や渓谷などのコケが生えるような岩場に自生します。
花弁は5枚で上下で花弁の長さが2倍以上異なります。そのため妖精のようにも見え、観賞用として民家でも好んで育てられています。自宅で育てる場合には鉢植えでも問題なく、日が当たりすぎない場所においてあげてください。
ユキノシタは、観賞用や薬用、食用として幅広く活用されています。その薬用としての効果は、乾燥させた葉や茎を煎じたものを飲むと解熱作用や解毒剤、ひきつけなどの改善に活用さえてきました。2度目になりますが、葉っぱのしぼり汁も中耳炎などの薬として利用されてきており人と密接に関わってきた植物と言えますね。
ユキノシタの育て方
ユキノシタを育てるための土・水・肥料
生育用土:ユキノシタを成長させる土は水を溜め過ぎてしまう土や水はけが悪すぎる土でなければ基本的にはどんな土でも大丈夫です。園芸用の土などは他の植物を育てている場合あると思いますので、同じ土を使ってもらえれば大丈夫です。
水やり:ユキノシタに対する水やりは他の植物に比べるとあまり手がかからない植物と言えます。土の表面が乾いたら水をあげる程度で問題ないです。そこまで気を付けなくていいのは安心ですね。
肥料:基本的には肥料がなくても生育していく植物ではあるのですが、もし与えたい場合は年に一度や二度与える程度で問題ないと思います。また、肥料をあげすぎると成長しすぎてしまう可能性があります。
ユキノシタを育てるための種まき・植え替え・ランナー
種まき:ユキノシタの種は市場にそこまで流通していないので、種から育てるかたはあまり多くはないと思いますが、やる場合は4~6月の春から初夏か9~11月の秋ごろに種まきをしてください。重なり合い過ぎないように土に埋め、乾燥しないようにしてあげてください。育苗を使用しなくても芽は出ると思いますが、心配な方は育苗を活用してください。
植え替え:ユキノシタは多年草のため一年で枯れることがなく同じ鉢で育て続けることができます。根っこが成長してくると鉢が小さくなると思いますので、大きくしたり増やしていく場合は鉢替えを行ってください。
ランナー:基本的にユキノシタの増やし方は、ランナーで増やします。ランナーとは、細長い子株のことを言います。子株はそのままにしておくと土に触れるようになりそこから根っこがでてきます。景観を大切にするためにランナーがでてきたら切り取って植えて育ててあげてください。
ユキノシタの基本情報
強い環境適応性から他の植物が育たない場所でも育つのがユキノシタです。その花は白く控えめでどことなく儚さを感じさせます。そんな耐え忍ぶようなユキノシタから芯の強い女性を思わせる花として和歌や俳句に使われてきました。病害虫はあまり関係ありませんが、アブラムシはくっつくことがあるそうです。見つけたら対策してあげてください。
他サイトですが、アブラムシ対策について書いてある記事のリンク貼っておきます。
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- 和名:ユキノシタ
- 英語名:Strawberry geranium
- 学名:Saxifraga stolonifera
- 属性:ユキノシタ科・ユキノシタ属
- ユキノシタの時期:通年
- 開花時期:5~7月
- 誕生花としてのユキノシタ:12月6日
- 花の色:ピンク、白
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