ススキ(オバナ)

ススキ(オバナ)の花言葉

ススキ(オバナ)の花言葉、「活力」「心が通じる」です。

ススキ(オバナ)の基本情報

ススキは日本の秋を代表する植物で、中秋の名月(旧暦の8月15日)に、ススキを飾ってお月見をしたりして親しまれています。また、ススキは稲穂に似ていることから、昔から「豊作」のシンボルとして農家では実りを祈りススキを飾ったりしています。ススキは、またの名を「尾花(おばな)」と言い、名前の通り動物の尾っぽ(しっぽ)のように見えることから呼ばれています。

また、かつては茅(かや)とも呼ばれていて、昔の家の屋根に使われた茅葺屋根(かやぶきやね)の材料として使われていました。

  1. 英語名:Japanese silver grass
  2. 学名:Miscanthus sinensis
  3. 属性:イネ科ススキ属
  4. ススキの開花時期:8月~10月

ススキを漢字で書くと芒・薄

ススキを漢字で書くと、「芒」と書きます。「芒」という漢字は中国由来の書き方です。

また、別に「薄」という漢字で表すこともあり、こちらは日本でできた漢字表記です。

秋の七草としての「尾花(おばな)」はススキのこと

秋の七草の一つである「尾花(おばな)」はススキのことです。

秋の七草とは

秋の七草の由来は万葉集にあります。学校の教科書でも名前が知られる「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ2首の歌が始まりです。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

現在、朝貌の花(あさがお)の花については、桔梗が当てられています。春の七草は七草粥で食べますが、秋の七草は季節の美しさを楽しむというものです。

萩(ハギ)

尾花(オバナ ※ススキ)

葛(クズ)

撫子(ナデシコ)

女郎花(オミナエシ)

藤袴(フジバカマ)

桔梗(キキョウ)

 

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